「あのえびえび姉妹を召喚しようとして、全力で異世界召喚の魔法を展開したのに、大量の本が召喚されて、押しつぶされて体中痛いですわ」

このえびえびしすたーず最強の裏ボスの異世界のお姫様である。

「なんなのですの……。この大量の本は?」

裏ボスの異世界のお姫様は、本の山から抜け出すと、本を一冊手にする。

「私は、えびえび姉妹を召喚したのですわ。本など召喚して……」

裏ボスの異世界のお姫様は、本の表紙を見て目を見開いた!

「この美味しそうな料理の数々は、なんなのですの!?」

裏ボスの異世界のお姫様は、とてもとても食いしん坊さんである。

「えびえび姉妹など、どうでもよいですわ。今すぐ、この料理を再現しないと!!」

こうして、えびえび姉妹の平和は守られたのである。

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