4.3
第330話 えびえびしすたーず「夏休みスペシャル1」
「お姉ちゃん……。私の料理の本知らない?」
「料理の本って、我が妹の部屋の本棚にたくさんあった料理の本?」
「そうそうお姉ちゃん。本棚にぎっしり詰め込んで取り出すのにも苦労してた料理の本」
「我が妹よ。その料理の本が無くなったの?」
「うん。台所で料理の下ごしらえをしていたら、私の部屋がいきなり光りだして、あっけにとられていたの」
「それで、我が妹が自分の部屋を確認したら、部屋の中の本棚から料理の本が全部なくなっていたの?」
「そうそうお姉ちゃん。あの本棚にぎっしり詰め込んで取り出すのにも苦労してた料理の本が全部なくなっていたの!」
「……我が妹の話を聞いて思うことは、召喚魔法ぽいけど。まさか、シリアスな異世界召喚魔法が行使されていたのかな?」
「えー、お姉ちゃん。このえびえびしすたーずのギャグ小説でシリアスなことしたって、絶対にギャグのネタにしかならないじゃない」
続く!
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