第317話 えびえびしすたーず「真夏到来」

「……お姉ちゃん。暑い」

「我が妹よ。暑いね」

「お姉ちゃん……。照り返しが強いね」

「我が妹よ。炎天下だから暑くてつらいね」

「お姉ちゃん。はやく冷房が効いたところに移動しようよ」

「我が妹よ。バス停についたら時刻表を見てみよう」

「お姉ちゃん。蒸し蒸ししている夏は苦手だよ」

「バス停についたけど、すぐバスが来そうだわ」

「お姉ちゃん。助かった……」


バスで移動して駅に到着。


「バスの冷房で生き返ったよ」

「これが異世界なら魔法で何とかなるのだけどね」

「お姉ちゃん。電車はいつ来るの?」

「時刻表だと、五分ほどで来るみたい」

「家に帰ったらかき氷とか食べたくなるね」

「帰りにコンビニにでもよってアイスクリームとか買って帰る?」

「それなら、シロップあるからかき氷作るよ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る