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第310話 えびえびしすたーず「昨日は七夕」
「先輩。昨夜は七夕でしたね」
「後輩、いきなりどうしたの?」
「先輩。こうして学校に飾ってあった七夕用の竹とか飾りを片付けているのを見ていると、七夕だったの思い出しまして」
「生徒会も季節の行事とかで頑張っているからね」
「先輩。私たちも片づけを手伝わなくても良いのですか?」
「後輩がやる気あるなら片づけの手伝いに行く?」
「先輩。片付けの手伝いがいるのか、生徒会長に聞きに行ってきますね」
「……後輩。ずいぶん早いお帰りね」
「生徒会長に声をかける前に、自分たちで片付け終わらせますと言われちゃいましたよ」
「なら、手伝い必要なかったのね」
「先輩。あの竹とかってどうするのですかね?」
「飾りは来年も使うだろうけど、竹は毎年しっかり生えるから細かく砕いて雑草が生えて困っている校内の一部に敷き詰めるだったかな?」
「竹林なんてお嬢様学校の敷地にありました?」
「たしか副会長のお家の庭に竹林があったような?」
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