第309話 えびえびしすたーず「忘れかけた作者もいました」

「私が爺やを鍛えている間に、作者ったら私の事をすっかり忘れていたのですわよ!」

裏ボスの異世界のお姫様の事である。

「いくら私の食欲がすごいからって、メロンをたくさん食べるネタの時に登場させないのは理解に苦しみますわ」

作者がすっかり忘れていたので仕方ないのである。

「千個のメロンを食べるとか……。私も食べたかったですわ!」

生徒会の四人が食べてしまったのである。

「でも、小さなメロンだったのでしょう。だから千個も食べられたのですね!」

メロンの大きさについては、作者は何も考えていないのである。

「爺やを鍛えている間に、こんなに美味しいネタで食欲を満たせなかったのは悔しいですわ!」

作者が忘れていなければ、何か美味しいものを食べられるネタに登場出来るでしょう。

「その時は、爺やにもお土産として持って帰りますわ」

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