第296話 えびえびしすたーず「メイド服始めました」

「先輩……。先輩のメイド服姿、あの合コンから人気ですね」

「後輩……。後輩のメイド服姿だって、人気あるじゃない」

「先輩。あの合コンにメイド服を着ていったの正解でしたね」

「……後輩、私の評価がコスプレ姿が前提になって、何か人生のハードルが数段階上がった気がするわ」

「先輩は、もともとコスプレイヤーだったのですから、何も変わっていませんよ!」

「……後輩。それもそうだったわね」

「そうですよ。だから先輩、これからももっとコスプレしましょう!」

「後輩……。今回は、私がコスプレすることをおすすめするわね」

「気のせいですよ。決して、先輩のコスプレ姿を友人知人に見せてネタにしているとかしていませんからね!」

「後輩……。心配しなくても、私も後輩のコスプレ姿を友人知人に見せてネタにしていたりしていないからね」

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