「お姉ちゃん。魔法少女からメロンをたくさんもらったよ」

「我が妹よ。こんなにたくさんのメロンを?」

「何でもフリースクールで育てていたメロンを魔法で成長促進したら数えきれないほど実ったらしいよ」

「だから、これだけたくさんのメロンを」

「魔法少女が言うには、魔法の効果が強すぎて、いまだに収穫が続いているらしいね」

「これは、学食もメロン尽くしになりそうな……。我が妹よ。とりあえずメロンを食べようか」

「そうだね。考えるより食べちゃおうか」

「それで、どうやって食べるの?」

「半分に切って、種を取り出して、そのまま食べる!」

「我が妹よ。それはうまそうな」

「とりあえず、お姉ちゃん。晩御飯はメロンを三十個は食べてね」

「我が妹よ。我が妹は、メロンを何個食べる予定なの?」

「私は、五十個食べるよ」

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