「ところで生徒会長。二年三組の担任と副担任の合コンの話を聞きましたか?」

「副会長。二年三組の担任と副担任が合コンにメイド服を着て参加して、主催者が『どうしてわかってくれないんだー!!』と叫びながら、号泣しながら合コン会場から逃げ出したくらいしか知りませんわ」

「……生徒会長。十分詳しいではないですか」

「副会長。生徒会には、噂話に詳しい会計がいますからね」

「えへへ。生徒会長に褒められちゃいました～」

「会計……。副会長の私が言うのもなんですが、決して生徒会長は褒めていませんわよ?」

「みんな……、みんな……、私と違ってモテる話ばかり……」

「生徒会長、書記が変ですわよ!?」

「副会長。書記の事は、優しい気持ちで話を聞き流してください」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい