第217話 えびえびしすたーず「新学期」

「お姉ちゃん。今年の入学式の事覚えている?」

「我が妹よ。卒業式も入学式もえびえびしすたーずで語られることは、基本的に無いのよ」

「また高校二年生だものね」

「昨年度も高校二年生。今年度も高校二年生。来年度も高校二年生」

「お姉ちゃん。今年度の目標とかあるの?」

「とりあえず異世界召喚が無い事かな?」

「お姉ちゃん。それは難しいと思うよ」

「我が妹よ。我が妹の今年度の目標とかあるの?」

「目標と言うのかわからないけど、今年もいろいろな料理を作るだね」

「我が妹よ。立派な目標じゃない」

「お姉ちゃんから褒められると耳まで赤くなっちゃうよ」

「我が妹が照れている所から物語は始まったのです」

「お姉ちゃん。えびえびしすたーずでフラグ立てても意味ないよ」

「それもそうだった。作者が気まぐれでネタを考えているの忘れていた」

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