第213話 えびえびしすたーず「体感型拡張現実ゲーム4」

「会計から改めて説明しますが、このゲームは仲間同士で戦うことも一人で戦うこともできます。勝利条件は、敵を全て駆逐することです!」

「お姉ちゃん。このゲームってストーリーあるの?」

「我が妹よ。どこかの異星で発生している知的生命体と侵略者との戦いで、知的生命体の救援に馳せ参じる英雄がプレイヤーの役割らしいわ」

「……英雄。素晴らしい響きですわ!」

「副会長……。英雄の前に書記である私の仕事を無駄に増やさないでください」

「なるほど。侵略者の設定とプレイヤーが使える装備を読み込みましたが、魔法少女一人で完全勝利も可能ですね」

「先輩。生徒会長自信満々ですね」

「後輩。こういう時の生徒会長は頼りになるのよ」

「これ組織で使っていた装置と似ているから、おそらくプレイヤーキャラの動きを装置に乗らなくても操縦できそう」


魔法少女は何か考えていた!

続く!!

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