第149話 えびえびしすたーず「晴れ時々異世界」

「お姉ちゃん。今日の天気は、晴れ時々異世界だって」

「我が妹よ。何が何やらわけわからない」

「お姉ちゃん。私もだよ」

「我が妹よ。またクラス全体で異世界召喚なの?」

「お姉ちゃん。どうなのだろうね?」

「我が妹よ。とりあえず持ち物点検しておくか」

「お姉ちゃん。何を用意するの?」

「我が妹よ。とりあえず生徒会長に丸投げしておく」

「……お姉ちゃん」

「次に、先生に異世界でも授業ができるよう準備お願いして」

「……お姉ちゃん」

「最後に、異世界で困らないように砂糖を持ち歩かないと!」

「お姉ちゃん。どうして砂糖?」

「絶対に、どんな世界でも甘いものを食うためだ!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る