2.3

第130話 えびえびしすたーず「その頃生徒会は」

「とうとう冬休みも終わりますわ」

「副会長。毎日毎日オンラインで生徒会開催止めましょう」

「書記。短時間ぐらい我慢ですわ」

「私は、勉強しながら副会長の長ーい話を聞き流していましたから、平気でした」

「会計。貴女は話を聞いていなかったのですか!?」

「人生、無駄な時間と言うのも良いものですね」

「生徒会長、私の話を無駄と切り捨てないでください!」

「それで、今日は何が議題なのですか?」

「書記、副会長に代わって素晴らしい発言ですわ」

「生徒会長から臨時の専決事項を通達します」

「副会長からお聞きしますが、私からの議題の提案の前に、いきなり何なのです?」

「オンラインで生徒会開催は当分の間停止します。開催の案内があってもログインの必要はありません」

「生徒会長。どうしてなのですわ!?」

「明日から登校が始まるのに、オンラインで生徒会開催する必要はないでしょ?」

「……それもそうですわね。副会長としても同意しますわ」

「やっと私生活解放される」

「書記、明日たっぷりお話がありますわ」

「書記、副会長から怒られている~」

「会計、貴女もですわよ!!」

「今日も生徒会は平和ですわね」

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