2.3
第130話 えびえびしすたーず「その頃生徒会は」
「とうとう冬休みも終わりますわ」
「副会長。毎日毎日オンラインで生徒会開催止めましょう」
「書記。短時間ぐらい我慢ですわ」
「私は、勉強しながら副会長の長ーい話を聞き流していましたから、平気でした」
「会計。貴女は話を聞いていなかったのですか!?」
「人生、無駄な時間と言うのも良いものですね」
「生徒会長、私の話を無駄と切り捨てないでください!」
「それで、今日は何が議題なのですか?」
「書記、副会長に代わって素晴らしい発言ですわ」
「生徒会長から臨時の専決事項を通達します」
「副会長からお聞きしますが、私からの議題の提案の前に、いきなり何なのです?」
「オンラインで生徒会開催は当分の間停止します。開催の案内があってもログインの必要はありません」
「生徒会長。どうしてなのですわ!?」
「明日から登校が始まるのに、オンラインで生徒会開催する必要はないでしょ?」
「……それもそうですわね。副会長としても同意しますわ」
「やっと私生活解放される」
「書記、明日たっぷりお話がありますわ」
「書記、副会長から怒られている~」
「会計、貴女もですわよ!!」
「今日も生徒会は平和ですわね」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます