「お姉ちゃん。みかんとって～」

「我が妹よ。こたつに潜ったままだと筋力落ちるぞ」

「こたつと床暖房が温かいから動けない～」

「我が妹よ。せめてこたつから出る努力は大切だぞ」

「だって、快適すぎて動けない～」

「我が妹よ。室温は適切な温度になっているぞ」

「だって、冬休みは甘えていたい～」

「はいはい。お姉ちゃんがみかんを取ってきましょう」

「お姉ちゃん。ありがとう～」

「みかん十キログラム入った箱ごと持ってきたぞ。どれだけ食べるの?」

「お姉ちゃん。とりあえずみかん十個をこたつの上に置いておいて～」

「はいはい。十個ね」

「お姉ちゃんは食べないの?」

「みかんなら、十キログラム入った箱のほとんどを食べて、十分満足したわ」

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