第2話 朝日視点

僕は朝日 椿(あさひ つばき)24歳です!

新卒社員で、まだまだミスが多く上司によく怒られてます。

そんな僕の趣味はスポーツ、ゲーム、絵描き、いっぱいあります!


でも、最近はある女性のことで頭がいっぱいなんです!


「あ!おはようございます篠崎さん!」


「おはようございます朝日さん」


「今日もお仕事頑張りましょう!篠崎さん!」


「はい」



この方は篠崎 桜さん。

綺麗な二重の目と筋の通った鼻

小さい口とゆるくパーマをかけている茶髪の髪

さらにモデル体型!


すっごく美人さんなんです!



でも、表情がなかなか変化しません

いつも簡単な挨拶だけで会話が終わってしまいます

どうしたら、もっともっとお話してくれるのでしょうか?


隣の席に決まり初めて顔を合わせた日から篠崎さんのことをいつも目で追っていました!


今考えると『一目惚れ』ってやつですよ!




篠崎さんは仕事のできるクールな女性で男性社員からの人気はものすごいそうです。

ライバルが多くて困っちゃいます!


会社の先輩から表情の変化が少ないことから会社の間で『笑わないマドンナ』と呼ばれているということを教えてもらいました。




だから、僕はもっと篠崎さんのことを知るところから始めようと思います。


篠崎さんの笑った顔を見たいです!



「今日は会社の飲み会があるらしいですよ」


「そ、そうなんですか!?」


「はい」


(びっくりしました。でも篠崎さんから話しかけてもらえるなんてラッキーです!)


「僕は篠崎さんとお酒を飲みに行くのが夢だったんですよ」


(あっ、勢い余って変なこと言っちゃいました。恥ずかしいです)


「そうですか。今日は楽しい飲み会になるといいですね」


「はい!」



んー、あれ?


あっ!、篠崎さんの口がニマニマしてます!


篠崎さんも飲み会楽しみなのかなあ?





これは、クールな『笑わないマドンナ』と篠崎さんが大好きな元気が取り柄の僕の物語である





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