第2話 空想

僕は女のコが好きだ。

どのくらい好きかというと。

蛇がスイカを割って中の赤い果肉をすするくらい好きだ。

よくわからない?

うーん。とにかく、それくらいあんまりないくらいの熱エネルギーを

持っている、という感じかな。

でもそんな熱エネルギーも、仕事中はひた隠しにしてます。コンビニで働いてるんだけど、若い女の子が来店すると、内心、

「女のコキター!!(;´∀`)」

ってなるんですが、あんまりジロジロ見ると社会的にアレなんで、気のないそぶりです。

チラッ、チラッ、と見ています。

たまに我を忘れ、じっくり見ちゃうこともありますが(;´∀`)

でもあれですよ、田舎のコンビニなんで、若い女の子なんてたまにしか来ないです。ほとんどは、おじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん。

山にしばかりに行きました帰りのおじいさんとか、

川へ洗濯に行きました帰りのおばあさんとか。

です。


おじいさん

おじいちゃん

おじいさま

おじい

じいじ

じじい

いろんなじじいがあるけれど

みんな違って

みんないい


み○を


はい、すみません。

そのくらい暇なんですよ。田舎のコンビニで働いてるんで。

自分、イケメンじゃないんで、しかもおじさんなんで、若い女の子とイチャコラなんて、もう何年もご無沙汰です。ゴブサター○

イケメンに産まれてきたかったなあと、何度思ったことか。イケメンに産まれて、美少女とイチャコラしまくりたい人生でした。

と、若くて可愛い女のコが出てくるアニメとか見て思います。

しかたないので、空想しますか。

可愛い女のコからなぜか言い寄られる。

そんな空想を。

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