第8話

2023年3月30日

腹の中がやたらと気持ち悪かった、喉の辺りが激しく苦しかった、上手く表せない感情で頭の中がめちゃくちゃだった、そんな状態で寝れる訳もなくただ少しでも吐き出したくて文字に起こす。

最近分からないことしか無くなった、自分が何をしたいのか、なんのための日々なのか、意味とはなんなのか、そのモヤを晴らしたくて考える。


考えれば考えるほど分からない、それが気持ち悪くて、苦しくて、嫌になるほど、いっそ死んでしまえば楽になれるとそんな勇気も度胸もないくせに、卑怯なことを思う。あぁ、誰か助ければくれないか、と。常に他力本願、自分で何かをするのが嫌だから、怖いから、面倒臭いから、果たしてどこまで堕ちるだろうか。



自分に向けられる感情を自分勝手に無視して

そんなに苦しいのなら、いっその事生まれてこなければよかった、そうやって最大にズルい逃亡をした。

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