夜の合間に

一条 遼

第1話

私は不甲斐ない人間です。

けれど今日を生きています。

私は怠惰な人間です、どうしようもないくらい時間を無下にしています。

それでも明日はやってきます。

私は落ちこぼれた人間です、それでも努力をしようとは思う事はありませんでした。

されど命は続いています。

この地球のどこかで誰かが生きたいと願い、叶わなかった明日に私はいます。


私はなぜ生きているのでしょう。

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