『尖端』
尖端が怖いんだ
視界に入るだけで
ドキッとしてしまう
コンパスの針の先を見てると
これが目に刺さった所を想像して
悶絶してしまうんだ
黒板を爪で引っ掻く音を
聞いた時みたいだよ
部屋の中の尖った部分には
全部カバーを被せてある
そうしてると安心出来るんだ
でもカバーを被せられないものが
一つあるんだ
私のこの尖った心に
カバーは被せられないんだよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます