第7話 夕紅葉、竜胆少年
休日と平日の差を分からずに少年虚ろな腕の傷と
薄玻璃の腕に赤い傷の有無 少年はいつも長袖羽織る
夕紅葉 少年血筋を辿れ、夢 このまま、世界が終わればいいよ
轟いて大地の詩と夢、仰ぐ止まったままの星彩少年
碧瑠璃の雨水を降らす少年の心はいつも、朽ちた竜胆
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