第10話うつ病
自律神経失調症と診断され、休職している間、ずっと寝ていた。
早く楽になりたいとばかり願っていたが、飲酒量は増し、コンビニの中国人店員と取っ組み合いをしたり、生活が破綻した。
そこで、診断がうつ病になった。
僕は会社に3ヶ月間休むと電話した。
この3ヶ月の内に、同僚が結婚式を挙げた。
当然、僕にはお声が掛からなかったが。
招待状も届かなかった。
うつ病は嫌われるのだ。
3ヶ月も、会社を休むと総務課の連中が診察に同行した。
バカ連中は主治医に誤診ではないか?と失礼な言葉を発し、主治医は激怒して総務課連中を追い返し、2度と来るな!と言った。
そして、間も無くして主治医がブラック企業と認定し転職を勧めた。
僕もそんな事を考えていた。
3ヶ月後、職場復帰したが誰も話しかけてくれなかった。
見向きもされない。
担当を外された僕は、気力を失った。
悔しかった。会社の為に働いたが、病気になると頑張っていた社員をリハビリと称して遊ばせ、昼には帰宅させられていた。
苦悩はつづく。
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