「生命の歌」詩集

伝わる

バトンを渡そう。

希望のバトンを

傍らにいる友達

路傍の石

蹴り飛ばせ、少年、少女よ

石は、本当の意志となって

まっすぐ前に飛んでいく。

石は、そう意志は、蹴られても、蹴られても、砕けることはない。

だから、バトンを渡そう。

希望のバトンを。

バトンを握る手。

しっかり、掴んで。捕まえて。

夢を終わらせないで、

希望のバトンは君にも伝わる。

みんなが見ている。その視線は澄んでいる。

だから、バトンをつないでいこう

世界中の人たちにバトンが渡るように。

祈るのではない。

行動するのだ。

選択するのだ。

傍らにいる友達

日常

続いていく、日常。

いつまでも、輝き続ける、星々の明滅、

追いかけていく。

当たり前のように、夜はやってきて、

夜は明け、朝となり、歩いていくなら、石を蹴飛ばそう。

きっと、届くはず、希望バトンは。