第2話

「さて、歩くのはいいけれど、その前に色々試してみようかな」


そして、近くにあった木に目を向ける


「手始めに木を切ってみようかな?」


近くまで行き、持ち物から鉄の斧を出し木の幹目掛けて振りかざした


木:50/100


「おっ、そう言う感じか。と言うことはもう一回切れば木がドロップするのか。」


もう一回斧を振りかざした


木:0/100

【原木が10個ドロップしました】


「おっ、ドロップした。効果とかなんかなるのかな?」


原木

一般的な木。しかし、長年切られていなかった為に魔力を多く含みとでも丈夫


「へぇー普通の木とは違うのか。一個だけ売ってみようかな」


【換金】


原木

売値:500G

売りますか

はい/いいえ


「はい」


【原木を一個売り500Gを手に入れた】


「よし、金ゲット!それにしても・・・・なんか動きづらいな。ステータス見てみるか」


【ステータス】


名称:ユウ

種族:人族

性別:男

空腹度:40/100

職業:器用貧乏

適正魔法:火 水 樹 雷 風 光 闇 無 万

称号:【無人島初上陸】

:【経験値倍増】

  :【女神の注目】

レベル1

体力:100

魔力:100

攻撃力:50

防御力:50

俊敏力:50

魔法攻撃:50

魔法防御:50

精神力:50

スキル

【通販・換金】【鑑定】


500G


装備

旅人の帽子

旅人の服

旅人のズボン

旅人の靴


持ち物

鉄の斧

鉄のツルハシ

鉄のシャベル

鉄のクワ

ハサミ

アイアンソード

原木×9


「あぁ〜お腹が空いていたからか。なにか食べなきゃなー・・・そうだ!せっかく特殊なスキルが手に入ったしそれで頼もう。何かあるかな?」


【通販】

おにぎり

パン

カップラーメン

飲み物

お菓子

アイス

酒 ワイン(おつまみ)

揚げ物

焼き鳥

絆創膏

包帯 消毒液


「何頼もうかなー・・・やっぱり鮭おにぎりとツナマヨおにぎり買おう」


鮭おにぎり ツナマヨおにぎり

買値:200G

買いますか

はい/いいえ


「はい」


【200G支払って鮭おにぎりとツナマヨおにぎりを買いました】


「よし、これで空腹を満たせる。その前に【鑑定】を使ってみよう」


『鑑定』


鮭おにぎり

鮭が入ったおにぎり

空腹度を30回復する


ツナマヨおにぎり

ツナマヨが入ったおにぎり

空腹度を30回復する


「おっ普通にええやん。じゃ、袋を開けるか」


ビリビリビリ


「じゃ、まず鮭おにぎりから食べよう。いただきます。」


パリッもぐもぐ


「海苔がパリッとしていて、鮭も良い焼き加減だし、味もしっかりとしていてとてもうまい。米も、ふっくらしていてとても美味い」


鮭おにぎり完食


「次はツナマヨだな。いただきます」


パリッもぐもぐ


「こっちも海苔がパリッとなっていて、ツナとマヨの加減が良い塩梅だし、もちろん米もふっくらしていて、具も多くないし、少なくもないちょうどいい加減でとても美味い」


「ご馳走様でした。ふぅーとても満足したー。おっ、空腹度もしっかり回復してるな。さて、おにぎりのふくろをゴミ箱に捨てよう」


【ゴミ箱におにぎりの袋×2を捨てますか?】


「はい」


【おにぎりの袋×2をゴミ箱に捨てました】


「よし、これで島を歩いて回れるな。早速歩いてみよう」


今いる地点に目印をつけ右回りに歩き出した


タッ タッ タッ


「何か面白いものに会わないかなー」


ガサガサ ガサガサ


「んっ?何かなー」


音がした方向に近づいてみた。


タッ タッ タッ


ガサガサッ ダンッ


「プゴーーー!!」


何かがいきなり飛び出して来た。


「どわっ!何だあいつ!?猪か?」


気にしても仕方ないし、とりあえずあいつを倒すか。


「まずは小手調べ、フッ!」


持ち物から剣を出し猪を斬りつけた


「プゴーー!」


猪:150/200


「以外と削れるなーっとあぶね!」


猪が体当たりをしてきて、ツノに少し掠ってしまった。


ユウ:90/100


「っち!ダメージを負ったか。魔法も使わないとな!くらえ」


【火球】

ボゥッ


「どりゃー!」


ダンッ


「プゴー!」


猪50/100 火傷


「よしっ!最後に、剣でとどめだ!」


そして、最後に猪を剣で突き刺して、猪は消滅した。


猪0/100

【経験値を90獲得しました】

【猪肉と皮を10個ずつゲットしました】

【おめでとうございます。レベルが4上がりました】


「疲れた・・・・。よし休みながら色々【鑑定】してみるか。」


『鑑定』


【猪肉】


クセも食べにくさもほとんどない

赤身は豚肉と比べて濃厚でとても旨い

脂身はとろけるようでありながら、しつこさ、脂っぽさを感じさせない


【猪の皮】


すこし焦げているが切り落とせば、十分使える


「魔法放ったせいか。これからはどの魔法を使うときは気をつけないとな。・・・・ふぅ、今日は疲れたし、大学の夏休み始まったばっかだから今日はもうログアウトしよう」


【ログアウトしますか?】


「はい」


【お疲れ様でした】




「もうこんな時間か。風呂入って、飯食って寝ますか」


pm8:30


「今日のする事も終わったし、world onlineの掲示板でも見るかな。」


自室に向かいパソコンを開き掲示板を確認する


「何か気になるやつはあるかなー・・・んっ?【情報求む】新しい島が発見された件と固有スキルについて」


・・・あれ、俺のことじゃね?・・いや違うと信じたい。まぁ寝るか(現実逃避)


バサッ


「おやすみー」












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