【AIのべりすとに小説を書かせてみた】
猫
第1話
猫「……今日も、学校か」
私はベッドから体を起こし、大きな欠伸をする。
朝は弱い方なので、毎日のように二度寝をしてしまうのだが……。
犬「おはようございます!お嬢様!」
私の専属執事である『犬』が毎度の事ながら起こしに来てくれるので助かっている。
猫「……ん、ありがとう」
私は大きな伸びをして体を起こすと、そのままベッドから出てリビングへと向かう。
猫「いただきます……」
私が朝食を食べ始めると、向かいに座る犬は少し心配そうな表情を浮かべて話しかけてきた。
犬「あの……お嬢様?大丈夫ですか?」
猫「何が?」
犬「いや……その、最近元気がないなと思いまして……」
私は黙って食事を続ける。
確かにここ数日、あまり眠れていない。
しかしそれは仕方のない事なのだ。……なぜならば。
猫「……もうすぐ『アレ』が始まるからね」
犬「あぁ、『アレ』ですね……」
私の言葉を聞いて、納得したようにうなずく犬。
そしてすぐに申し訳なさそうに頭を下げる。
犬「すいません……今年も僕のせいで」
猫「別にいいよ、どうせ毎年の事だし」
『アレ』とは、この国で行われる一大イベントだ。
『国民総選挙』と呼ばれるそれは、その名の通り国民の中から優秀な人材を選び出し、国家代表を決めるというものだ。
そして、選ばれた人間は国の代表となり、他の国の人間と戦わなければいけない。……まぁ簡単に言えば、戦争みたいなものだろう。
犬はその戦争に選ばれたのだ。
猫「でも、なんでよりによって犬が選ばれるかな……」
犬「いえ、そんな事はありませんよ!むしろ光栄です!」
犬は満面の笑みで言う。……確かに犬はこの国になくてはならない存在だけどさ……。
猫「……どうしてそこまでして戦いたいのかわからない」
犬「そりゃもちろん、お嬢様に認めてもらうためですよ!」
猫「……別に認められなくても、私は気にしないけど」
犬「何を言ってるんですか!?僕にとって大事なのはそれじゃないんですよ!!」
……えっと、どういう意味だろ?
犬「僕はただ単純に、お嬢様のお役に立ちたいだけです!だから今回の戦いにも全力を尽くします!!……たとえ、命を落とすことになっても!」
猫「そっか……」
なんだか犬らしい言葉だった。
本当に犬は自分のためにではなく、誰かのために戦うんだろうな。
だからこそ、私はそんな犬の力になりたいと思う。……自分の気持ちには嘘をつけない。
猫「わかった、それじゃ頑張って」
犬「はい!頑張ります!」
こうして今日も、いつも通りの一日が始まった。
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