私は殺し屋

@na-nadaxu

第1話 私は殺し屋(1)

 私は,殺し屋である.


 私の名前は「ユリ」

 苗字は忘れてしまった.

 私の両親は交通事故で亡くなり,私だけ何故かその事故から生き延びた.

 私は施設に送られてしまった.

 ただ,私が事故から生き延びたことを知ったあるおじさんが

 私を拾ってくれた.


 おじさんの名前は「ニック」

 実は,このおじさん有名な殺し屋である.

 それも,外国の大使を殺害したとか,,,


 私が殺し屋になって,明後日でもう5年.

 もう殺し屋になって5年なのにまだ,おじさんには追い付けていない.


 後から知ったことだが,おじさんの実力にはもう追いついていたらしい.

 ただ,おじさんが私を大事にしすぎて難しい任務を与えて

 くれなかった.

 そのことを知ったとき,私はおじさんにとても感謝した.

 おじさんには,もともと一人の息子がいた.

 しかし,練習で実力が出ていたから難しい任務を与えたら

 本番でしくじってしまった.

 息子を亡くしてしまったのだ.

 そのことも任務を与えてくれなかったことに関係あるかもしれないが,

 おじさんには感謝していたのだ.

  口にしたことは恥ずかしくてなかったけれど,,,


 私が入っている殺し屋グループは,ポイント制であり,

 ポイントが増えれば増えるほど食事が豪華になり,

 また,強い人たちの集まり,委員会に入ることができる.

 私はそこに半年で入ったが10年以上やっていてまだ入れていない人も

 いるらしい

 

 私が半年で委員会に入れたのは二つの理由がある.

 一個目に,私はあるチート的な能力を持っていたのだ.

 見たものは絶対に覚える,絶対に再現できる,という能力だった.

 その能力に気づいてからは日に日に強くなっていき,

 おじさんの必殺技まで使えるようになったのがある.


 もう一つに,おじさんが私につきっきりで教えてくれたからだ.

 事故から生き延びたことで,私はある程度危険な状況でも慌てずに行動ができ,

 また,体がだいぶ丈夫であり,少しの傷ではノックアウトされないことを

 おじさんが見つけてくれた.

 そのことが強くなった理由だと思う.

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