自分のシナリオ
レイ
プロローグ
気づいたら私は、不思議な場所にいた。アンティークな家具や小物、それだけでなく、本がとにかくたくさんある。例えるならば、アンティークな本屋さんのような。初めて来たのにまるで前から知っていたような不思議な気持ちがある。私は、行くべき場所がわかっていた。ゆっくりと歩き、目的の本棚の前に立つ。まるで手に吸い付くように一冊の本を手に取った。近くにある椅子に座り、私は本を開き、始めの1ページを読み始めた。
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