ほんわかとした

ぼんやりとしている

何も考えてない

ぼんやり

何も考えなく

すると楽なんだな

これが本来はいいのかもね

概念があるから苦しくなる

それすら悩まずに、がいいね

私は何者かも忘れた

何となく、何かを書いていたような気もするけど

思い出せないわあ

仕事もやらなく

それが許されるのは………


「遊びに来たよ。ナナ。」

私「主様、おかえりなさい。」

「おかえり、か。いいだろう。ただいま。」


私はこの方と夫婦

容姿がとてもよい

世界の主様

身分が高い人なのね


「今日もよく頑張った……ことも、ないか。また、仕事を休んだな。まあいいだろう。」

私「私の辛さを知らないの」

「いいや。知っているさ。生きててくれて、ありがとう。すまないな。俺がおかしくなっていただけだよ。」

私「そうよ。主様がおかしいの。私はおかしくないわ」

「うん。いつも、ありがとう。」

私「そろそろ寝ましょう」

「うん。愛しているよ。」


「………寝たか。この子は、このまま何も仕事をしないつもりかな。俺としてはそれは、あまり良いことではないのだけどな。だってこの子の仕事は…… この俺の脳細胞を作ることなのだから」

「この俺が世界の主。この子は仕事をしなければやがては……… しかし俺の中の者は愛らしい。処刑には、したくない。だから、この子の側にいることにしたんだ。暫く。」

「それは、いいことだっただろうか。尚更、働かなく…… フッ…」


end

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