　河野太郎デジタル相は１３日、現行の健康保険証を２０２４年秋に廃止して「マイナ保険証」に切り替えると発表した。

「カードを持ちたくない人はどうしてもいるはずで、混乱回避策を何とか考えるしかない」と厚労省幹部。

「医療現場で負担、混乱が生じる可能性がある」と松本吉郎・日本医師会長。

「カードを取得しない人には、政府に不信感を抱いている人も少なくない。取得を強いるやり方では、より反感を買うことも覚悟しないといけない」と総務省幹部。

　マイナ保険証が使える医療機関は、全体の約３割。

　カード取得者のうち、保険証としても使えるようにした人は約４割。

　カードの交付率が５０％に満たない現状を力ずくで義務化しようとする動きに不安を覚える。

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