第4話 生存の証にせむと書き綴る団塊世代は今も青春

  生存の証にせむと書き綴る団塊世代は今も青春(医師脳)


 団塊世代の女性から聞いたお話がふくらんで…。


 夕食が終わってお茶をのみながらJKの孫に話しかけた。

「おばあちゃんね…小説をヨムカクに載せようと思うんだけど…」

「いいんじゃない」とスマホから目を離さない。


 仕方がないので、ソファーでビールを飲んでいる息子に声をかける。

「あんたはどう思う?」

「いいんじゃない」と、これもそっけない。

 ビールを一口飲んでからぼそりと一言。

「貶されて落ち込む覚悟があれば、だけど…」

 むっときたが、言ってやった。

「その時は、死んだことにして抜けるだけよ」


 団塊世代の女(ひと)はたくましい!


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