クリア?
「やったああああああああ!」
遂にやった…………!
目の前には大スタンピードから現れた全ての魔物、1万体にも及ぶ魔物を全て排除する事が出来た。
これも全てうちの魔物達が頑張ってくれたからだ。
残った魔物はたった1体。
スライムの体を撫でてあげる。
『魔物の親密度が1上がりました』
ん? そういや、この親密度というやつってなんだろう?
まあ、もうクリアしたので終わりでいいよな…………。
「勇者様」
空の上から女神が神々しく降りて来る。
最初はムカついたけど、ここまでくると少し可愛いとさえ思えるかも知れない。いや、思わんな。
「これで帰してくれるんだな?」
「うふふふふふふふふふふふふふふふふ」
いやいや、めちゃ怖いんですけど!?
女神の口の両端が吊り上がって、なんて邪悪な笑みなんだ!?
「やっと現れました~! あの大スタンピードに耐えられた者に、最後の試練です~!」
は!? 聞いてねぇぞ!?
「最後の相手は――――――この私です!」
…………は?
次の瞬間、禍々しい黒いオーラを放つ鎌を取り出した女神が、僕のスライムを一刀両断する。
「…………あら、もう終わりましたの。弱いですわね。残念」
次の瞬間、彼女の鎌で
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