いつでも一緒
リーア
1日目
『君はいつも美しいね』
『ありがと 嬉しい』
彼女にメッセージを送るとすぐに返事が来た。
確か今日はバイトの日だったはずだ。
『今日バイトじゃなかった?』
『忘れてた!助かる~』
『まったく…』
彼女は忘れっぽく、このやり取りが日常だ。
僕は彼女のそんな所が愛おしくてたまらない。
僕が彼女と出会ったのは一ヶ月くらい前のこと。
僕は偶然入った喫茶店で、ウェイトレスとしてバイトしていた彼女に会った。
一目惚れだった。
今まで恋をしたことのなかった僕は、世界がこんなにも鮮やかだとは知らなかった。
それからすぐ僕たちは付き合った。
初恋の人と付き合えるなんて夢のようだった。
僕はずっと思い出せるように、彼女の写真をたくさん撮った。
彼女は少し恥ずかしがり屋でほとんどの写真は目を反らしていたが、綺麗な彼女を写真に残せただけで嬉しかった。
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