第5話 関係ない、他人事だよ
「関係ない」
「どうでもいい」
他人でしょ
別人でしょ
「あなた誰なの?」
話しかけてこないで
どうでもいいでしょ?
なんでなの?
かまわないで
知らないふりをするの
「知らないふり」
「しらない」
「しらない」
何もないわ
ここにはなにもない
帰って
「出ていって」「ねぇ」「やめて」
「ドレスは一人で踊っている」
買ってほしいと
遠くで誰かが
ねだっている
これ
ほんとうに
「素敵なもの?」
ガラスの靴の価値がわからない
雨が降ってきた
窓にカーテン
微笑んだガラスは
美しく 綺麗で とてもいいものだと
そう思う
不思議詩集13 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます