幼馴染み達がハーレム勇者に行ったが別にどうでもいい

みっちゃん

プロローグ

ここは剣と魔法の世界"オラクル"


この地にはかつて世界を滅ぼさんとする者が

現れ、眷属と共に天から舞い降りた

その名は…エルガウル

地上をメギドの炎で襲い

人々は滅びの道を歩んだ…


しかし人々は諦めなかった



何故ならそこに4つの光があったからだ

勇者 光を纏い大いなる闇を払う者

剣聖 邪悪な者を斬る希望の者

賢者 理を破り滅びの道をも破る者

聖女 人々を導き神の御言葉を聞く者


この4人によって世界は救われ

そして同じような過ちを繰り返してはならないと思った各国の国王は、1つの学園を築いた


その名は"カルデア"学園

そこで知力、武力等を学び、次なる厄災

に立ち向かう為に創りあげた


——————————————————————

そんな学園に通うのは1人の少年

名はエイト.マクラレン


彼は幼少期から共にいる家族とも呼べる者達がいる(2人は義理の家族だが)


メグミ、彼の義理の姉でしっかり者のお姉さん


「将来は貴方のお嫁さんになろうかしら…?」


そんな事を言って彼に抱きつく

その姿が気に入らないのか、もう1人の女の子がもう片方に抱きつく


「お姉ちゃんばかりずるいよ!」


養女で同い年で(生まれたのがエイトとメグミの方が早いから)義理の妹のアイ


「お嫁さんになるのは私だよ!」


そして隣に住んでいる幼馴染みのサユリ

彼女達と過ごす日々はとても楽しく

こんな日々がずっと続くと思った


























…そう思っていたのである…あの日までは


カルデア学園は

初等部

中等部

高等部

と3つに分けられており


彼女達が変わったのは、高等部に入ってからだ


別の国からやってきた

金髪で白いコート(首周りがもふもふしているお高そうな)を着ている男がこの学園に入学してから、彼女達は人が変わったように彼への態度が変わった


サユリもアイもメグミも皆んな彼のお嫁さんになると中等部まではずっと言っていたのに

彼と出会い


「はぁ?何言ってんの?するわけないじゃん」


「貴方が独りぼっちの可哀想な男だから仕方なく遊んであげてたのよ」


「モテてたと勘違いしてたんなら、笑っちゃうわね」


あんなに好きだと言ってくれてたのに

まるで仮面が剥がされ、本性が表れたかのように、今では嫌いとまで言われている


そんな事があり彼、エイトはそのイケメン

勇者を…




















…特に何とも思ってなかった


「まぁ寂しぃのは事実よ?」


ずっと一緒にいたし、本気で好意を感じていたし


「でもねぇ、恋愛対象としては見れないよ…うん」


考えてみてくれよ、義理の姉妹と言っても

ずっと暮らしてたんだぜ?


なんなら裸なんて数え切れないほど見てるし

洗濯もするから血の付いた下着だって洗ってるからね?


「幼馴染みは負けヒロインって言われる程、恋愛対象として見られないからね」


色んな小説や漫画等を見てきたが、確かに

恋愛関係になる人が多いし

寝取られなら婚約寝取られなんて定番だし


「だからってみんなが皆んな、恋愛に発展するかと言われたら…ねぇ?」


まぁ好きと言う気持ちはあったよ

でもそれは、家族愛だから


純愛?は多分あったけど、別に彼氏できたら

なんか寂しいなぁと感じる程度だ


例えるとするならば、漫画最終巻を読んで

もう続きが見れなくなって

「もう…終わりかぁ」

と心に響くようなあの感じだ


時が過ぎれば、その感覚もなくなり

懐かしい気持ちになる


いわばそんな程度の仲なのだ


「まぁ、そんな感じになるのにも、色々な事情があるんだけどな」


「誰に話してるの?」


「さあ?」


「別に良くない?」




そしてそれは今から3年前、勇者カイト達がカルデア学園に入学した時から始まる

あの時のエイトは今のようになっておらず

変わってしまった彼女達に酷く困惑していた

——————————————————————

プロローグ…?はこのくらいにして

改めてこんにちは😃

作者のみっちゃんです

今回は文字数が少ないですが、許してください。


前作の製作が難航しているので別の作品を投稿します、最後までお付き合いくださるとありがたいです。


では、今作もよろしくお願いします🥺







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