第3話
カードから出した装備品やアイテムを倉庫に入れて確認すると名前だけは確認できた。倉庫の一覧を確認していくと木の剣、皮の帽子、皮の鎧、皮の手袋、皮のブーツ、スキルオーブ(インベントリ)、スキルオーブ(近接戦闘技能)、スキルオーブ(無属性魔法)、技の巻物(強斬撃)、魔法書(魔弾)、初級HP回復ポーション×10が倉庫に追加されていた
「これでアイテムの名前はわかったな。それ以外は分からないけど……やっぱり鑑定をボーナスポイントで取得した方が良いのかな?取り敢えずスキルオーブと技の巻物と魔法書を使ってみよう」
倉庫から収納したアイテムを全て出してその中から一つのスキルオーブを持つとスキルオーブ(インベントリ)を使用しますかと表示された。使用すると選択するとスキルオーブが光の粒子に変わっていくと粒子は俺の身体に向かっていき胸に当たるとそのまま身体の中に入っていく
「おおっ!いきなりで驚いたけど身体に何もないな?けどインベントリの使い方が分かるぞ!残りのスキルオーブも使っていくか」
残りの二つのスキルオーブも使用すると近接戦闘技能を取得すると戦闘の仕方の知識や技術が頭の中に浮かんできた。逆に無属性魔法はそういった知識などは浮かんでくる事はなくスキルオーブを使用しても実感がなかった
次に技の巻物を使って武技を得ようとしてみる。巻物を開くとそこには読めない文字で何かが書かれていた
「読めない文字だしこれって何なんだ?」
開いた技の巻物を最後まで開いて眺めていると最後の文字を見終わった時に巻物の全部の文字が光を放ち始めた。光は文字の形に浮かび上がり最初の文字が額に飛び込んでくると全ての文字が飛び込んできた。最後の文字が額から身体に入ると強斬撃をどうやったら使う事が出来るのかが何故かわかった
「これもスキルと同じで何故かわかったり頭に浮かんでくる感じなのか……なるほど熟練度によって武技の自由度が変わるのか」
使用した巻物を見ると使用前と変わってはいなかった。その事が疑問でヘルプで調べると巻物は何回でも使える様だ。魔法書もそうなのかと調べると魔法書も何回でも使えるらしいのがわかった他に巻物も魔法書も一文字一文字しっかりと目を通さないといけない事がわかった
「最後に魔法書を読んでもう一回ステータスを確認してみよう」
巻物を元に戻して倉庫になっている箱に入れてから魔法書を読み始める。魔法書も巻物と同じく読めない文字で書かれておりそれを最後まで読み進めていく。読み終わるのに少し時間が掛かるが全て読み終わり魔法書を閉じると魔法書は光ながら浮かび上がると魔法書が開きそこから魔法陣が浮かび上がってくる。浮かび上がった魔法陣は分解していきながら額から身体に入っていく。魔法陣が頭の中に浮かび上がり記憶されていく
「なるほど魔法は使いたい魔法の魔法陣を作り出す事で魔法が発動するのか。これは魔法の熟練度で魔法陣生成の時間が減るみたいだな」
頭に浮かんだ魔法陣の使い方やヘルプでの確認が終わりメニューからステータスを開いて確認する
ステータス
名前:水瀬ミコト
種族:人間
レベル:1 次のレベルアップまで0/100
職業:【召喚師(特殊)】
能力
HP:10
MP:10
SP:10
力:1
耐久:1
器用:1
敏捷:1
魔力:1
精神:1
ボーナスポイント:10
スキルスロット
【特殊契約レベル1】【召喚レベル1】【???】【???】【インベントリ】【近接戦闘技能レベル1】【無属性魔法レベル1】【】【】【】
予備スキル
武技
強斬撃
魔法陣
魔弾
装備
武器 メイン サブ
防具 頭 胴 腕 足
アクセサリー その1 その2 その3
召喚一覧
ランダム召喚
ステータスを確認するとこれが職業やスキルオーブを使用してのステータスの様だ。ランダム召喚てなんだ?と思いヘルプで調べてみると最初の一人はランダムで召喚される様だ。スキルを取得した事によりスキルを押して見ると説明が出てきた
特殊契約
・相手と同意の元に契約を結ぶ事ができる
・スキルレベルにより契約する事ができる数が決まる
・???
レベル1 契約数三人
召喚
・契約している相手をMPを用いて召喚する事ができる(MPの消費は召喚した者を送還しないと回復しない)
・スキルレベルにより同時に召喚できる数の他に使用MPが決まる
・マイホーム内での召喚は幾らでも召喚できMPは使用しなくても召喚する事ができる
レベル1 召喚数三人 一人目は100MP使用で召喚 二人目は100MP+最大MP三割使用 三人目は100MP+最大MP五割使用
???
・特定の行動をする事で初めて詳細がわかる
???
・特定の行動する事で初めて詳細がわかる
インベントリ
・十+レベル×レベルの数を収納できる
・一つの収納枠に同じアイテムなら九十九個収納できる
・倒した敵のドロップ品を自動で収納する
近接戦闘技能
・近接戦闘での知識、技術をスキルレベル分獲得する
・近接戦闘技術の使用にスキルレベル分補正が掛かる
・スキルレベル分の武技を覚えられる様になる
無属性魔法
・取得した魔法陣を十全に使える
・無属性の魔法陣を展開しながら移動できる
・スキルレベルが上がると魔法の効果が上がる
・スキルレベルが上がると無属性魔法の魔法陣構築速度上昇
・スキルレベル分の魔法陣を覚えられる様になる
強斬撃
・最低威力10 消費SP5
・威力が上がった斬撃を放つ
魔弾
・最低威力10 消費MP5
・無属性の魔力を弾状にして放つ
スキルや武技、魔法陣の説明を全て読み終わり召喚をするには100MPが必要なのかとボーナスポイントを使わないと召喚できないじゃんと少し頭を抱えたがボーナスポイントを全てMPに使って召喚出来る様にした
「これでボーナスポイントは全部使っちゃったな。それで召喚出来るのはランダムだからな……ほんとなにが召喚されるのか緊張するな。よし召喚するぞ」
最初に召喚するランダム召喚はステータス画面のランダム召喚を押して召喚をすると選んで召喚できるらしくさっそくランダム召喚を押して召喚をする
召喚を押すと前方から魔法陣が現れて魔法陣が輝き光の柱ができる。光が収まり光の柱が消えるとそこには亜麻髪、サファイアの様な青い瞳のクール美人な女性がメイド服を着て立っていた
「初めましてご主人様……私はシルキーのシルクと申します。これからよろしくお願いします」
「俺は水瀬ミコトこれからよろしく」
「それで私は何をすれば良いですか?」
「俺もこれからどうしたらいいかわからないからな」
「そうなのですか?……ご主人様、ご主人様の足元にある紙が光っている様ですがそれは大丈夫なのですか?」
「うん?」
シルクがそう言って確認の為にしたを向くと箱の蓋に張り付いていた紙がいつの間にか足元に移動していた様だ。光っている紙を拾うと紙はより強く光を出した
「うわっ!」
「ご、ご主人様!」
紙がより強く光り輝いて驚くとシルクはその紙が危ない物なのかと急ぎこちらに駆け寄ってきた
光が収まると紙は古びた鍵に変わっていた。シルクはこちらに駆け寄ると俺の事を心配したのかしゃがみ込み俺の様子を確認してくる
「大丈夫ですか?ご主人様」
「あーうん、大丈夫」
「そうですか」
シルクの方を向いて話すとシルクは安堵したのか微笑んでそう言った。それに見張れて慌てていたのが落ち着くとしゃがみ込んでいるシルクのメイド服の大きな胸が強調されている事に気が付きついつい見てしまう。それに気が付いたシルク少し顔が赤くなり立ち上がるが俺の身体は小さくなっている為に顔に視線を合わせると見上げる事になりその大きな胸が視界に入る
「そ、それでその鍵は何なんでしょうか」
「な、何だろうな」
この鍵が何なのか、どうしてあの紙が鍵に変わったのか疑問に思っているとその時あの声が聞こえてきた
『無限迷宮の鍵を渡しました。これから頑張ってください』
「い、今の声聞こえたか!」
鍵を一緒に見ていたシルクにそう聞くとこの声はシルクにも聞こえていた様だ。シルクは警戒しているのかいつの間にかナイフを取り出して俺をいつでも庇える様に身構えている
「はい、聞こえていますよ。敵がいる可能性がありますからご主人様も警戒してください」
「たぶん大丈夫だと思うぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます