精霊術師の放浪譚~異世界で最強の賢者になった男が、自分の精霊を使ってチート無双します。

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第1話 異世界で俺は何をすればいいのでしょうか?

男は大昔に死んだはずだが何故か異世界であるファンタジーな世界に来ていたようだ。

「ここは.......どこだ? 」

周りを見渡してみると、石レンガで作られた家々が建ち並び、中世のような雰囲気を感じさせる町並みがあった

「......ん? あれってもしかして俺がいた世界の街並みに似ているような.....」

そう言われれば確かに似ているかもしれない.....俺の目に映っているのは西洋風の雰囲気を持つ大きな城壁に囲まれた都市であった。

この光景を見た感じだと多分ヨーロッパ的な所だと思う.....だって周りにある建物とか結構立派だし.....とりあえずこの人に聞いて見るしかないな

「あ、あのすいませんちょっといいですか?」と俺は近くにあった家のドアを叩いてみた

ガチャ

「いらっしゃいませー!」

ドアを開けるとそこには赤髪の女の子が笑顔で立っていた、女の子は俺が珍しいのかずっと見ており

「お兄さん、外から来た人ですか? 」と聞いてきた

「えっ!? そ、そうだけどなんでわかったんですか!?」

「それはですね私が勇者だからです!」

「えぇぇぇぇぇえええ!!!???」

俺の質問にいきなり女の子からとんでもない答えが返ってきた....この子今なんて言ったの?自分が勇者だって?......いやいやいや嘘でしょ?こんな可愛らしい子が勇者だなんて......

「......」スッ.....

「......へ?......きゃぁぁぁあああ!!??」ドサッ

私は目の前の少女がいきなりスカートに手を入れたことにびっくりして後ろに倒れ込んでしまったのだが

「うぅぅ、酷いです!どうして転ぶんですかぁ~」

と彼女は泣きそうになりながら手をさする。

「いや急にパンツ脱ぎだす方がおかしいだろう!?それに君は誰なんだ!!」

そんなことを言っていると彼女の手が淡い光を放つ

「んっ....あぁ~魔法か......」

これはあれだよな、俺が知っているラノベとかに出てくるやつだよね?

まさか本当にあるのか?じゃあ俺も使えるのかな?

「......」スーハー.....スーーー

「......ふぅ..,これでどうですぅ~」パタッパタッ

彼女がそう言うとスカートから出てきた手はまるで天使の翼のようなものに変化した

「......えっとぉ......その、何それ......?」

「これは私の種族の中で伝わる聖なる技ですよ~凄いでしょう~フフン」

なんだろう、なんかこの子少し残念な子なのかもしれない....

でもさっきの動きといい聖なる力と言い本物なのかも?......

試してみる価値はあるよな....

「......ねぇ君、俺にそれを教えてくれないかな?もしかしたら君の助けになるかもしれないから」

「いいですけどその代わり、貴方は私にこの世界の事を教えなさい?

私はこの世界を救ってくれる英雄を求めているんです。だから貴方には期待しているわ」

「お安い御用だよ、それでどうやって使うの?教えてよ」

そういうと少女の顔は真剣な表情になり俺の目を真っ直ぐに見てくる

「では教えてあげましょう我が聖剣を......」

そう言い彼女が腰に差している刀を抜く、すると刀身が淡く輝き始めた。あっ綺麗だ.......じゃなくて!これどうすればいいんだよ!!

てかこの子顔近くね?!もうちょっと離れてほしいんだけど?!そう思っているうちにも刀身はどんどん輝いていく。ちょっちょっと待ってやばいやばい!

「ちょ待っ─────────!!!」

その時突如視界が真っ白な閃光に包まれる。

光が収まった後少女の姿が見えなくなっていた。

「なんだったんだあの子は?......それにしてもなんだか体が軽いような......まぁいっか」

そう思いながら男は家に帰ろうと歩きだしたしかしこの後思わぬ出会いをするとはまだ知らないのだった。

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精霊術師の放浪譚~異世界で最強の賢者になった男が、自分の精霊を使ってチート無双します。 パソコン @meganepapadoragondesu

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