応援コメント

○“普通”の商品ね」への応援コメント

  • 拝読致しました。
    スカーレットの性質から言って、奴隷とか人権とか気にしそうですけれど、生まれ育った価値観に順応するとこうなるんですね。
    スカーレット自身も売買の対象になり得る身、いつ自分が目の前の『商品』と同じ立場になるかわからない世界、普通の生活も際どく感じます。
    さて、サクラさんはこの世界とどう折り合いをつけるのか……?

    作者からの返信

     応援コメント、ありがとうございます!

     常識(自らの中にある知識)を疑うことがまだまだ出来ていない段階ですね。行動をともにしているメイドさんは基本的にイェスマンですし、ポトトとのコミュニケーションも取れていない。価値観の全く違う召喚者たちも、即コロしてきました。そのため主人公は、価値観の違いというものに出くわす機会がほとんどありませんでした。サザナミアヤセの時は「チキュウ人とフォルテンシア人」と割り切っていたとも思います。

     しかし、サクラという友に寄り添おうとした結果、葛藤が生まれたわけですね。自分の考え方を顧みて、違いを知ろうとする。初めて主人公の常識・価値観が大きく揺さぶられている。そんなシーンでした。

     …ネットの異世界ファンタジーにこんな小難しい話は要らないですね!

     現状、主人公は奴隷制度を必要なもの(必要“悪”とも考えていない)と考えている。そんな、ふわっとした感じで大丈夫です!

     一歩足を踏み外せば日の当たらない世界。そんな危うい道を、メイドさんの裏工作、ポトトの手引き、サクラの励ましと共に歩む主人公の姿、今後も楽しんで頂ければ幸いです。