第30話:浄化消防士 乾 誕生
プロローグ
俺の名は、杯吹 乾。
排水管ではない。
変身して戦う事になるとは。
それじゃ、スタート。
第一話:浄化消防士 乾 誕生
チャプタ―1
俺は、火を消していた。
「これで良し。ふーっ。」
そこへ、同僚の鍾化 剤がやって来た。
「相変わらず、早いな。」
「そうか? それ程でもないぞ。」
そこへ、同僚の常 野間がやって来た。
「無茶苦茶ね。まっ、それも良いけど・・・。」
チャプタ―2
ここは、火口の中である。
そこには、フォーアとアヴルフが居た。
どちらも、人間ではない。
「クククッ。もろいな。」
「破壊しちゃいましょう。」
そこへ、オプファーがやって来た。
「フォーアとアヴルフよ。街を破壊して来い。」
「仰せのままに。」
チャプタ―3
ここは、都内の消防署である。
「一件も事故は、無しと。」
「昼食にでもするか。」
「私は、出前でも取ろうと。」
チャプタ―4
そこへ、一報が入った。
「何? マンホールが飛んでいる?」
「剤。野間。行って来る。」
「気を付けてな。」
「無茶だけは、しないでね。」
「ああ。理解っているさ。」
俺は、御宿町へ向かった。
チャプタ―5
ここは、御宿町である。
そこには、フォーアが居た。
「クククッ。出でよ、フォイアー獣。」
フォーアは、フォイアー獣フォイアーウッドを召喚した。
「全てたいまつにしてくれる。」
「頼もしい奴だ。クククッ。」
チャプタ―6
俺は、御宿町へ辿り着いた。
「ここか。ん、何だ、あいつらは?」
俺は、アタッシュケースを発見した。
「何だ、これは?」
俺は、中身を見て驚いた。
「これって、変身ヒーロー系の武器? ま、まさかな。」
俺は、アタッシュケースを持って、フォーアの元へ向かった。
チャプタ―7
「そこまでだ、化け物。」
「人間か。ちょうど良い。フォイアー兵。」
フォーアは、十体ものフォイアー兵を召喚した。
「キエーッ。」
俺は、拳や蹴りで、次々とフォイアー兵を倒していった。
「おりゃーっ。」
「キエーッ。」
チャプタ―8
「やるな、人間。私は、フォーア。フォイアーウッド。任せたぞ。」
フォーアは、消えるように去って行った。
「たいまつにしてくれる。クククッ。」
「この熱さじゃ、近づけない。」
俺は、アタッシュケースを開いた。
「仕方ない。使ってみよう。」
俺は、ブレスを右腕にはめた。
ヴェーアブレスという。
「ヴェーアチェンジ。」
俺は、浄化消防士 乾に変身した。
チャプタ―9
「何だ、この姿は?」
「て、てめえ、何者だ?」
「破壊を消化する消防士。浄化消防士 乾。消し去るぜ。」
チャプタ―10
「クククッ。喰らえ。炎幻衝。」
フォイアーウッドは、炎を想像して術を放った。
「ウワーッ。ん? 熱くない。」
「へへへっ。どうした? 熱いだろう?」
「そんなのへっちゃらさ。ヴェーアソード。」
俺は、ヴェーアソードという名の剣を右手に持って構えた。
「何っ? 燃えないだと?」
「さて、どうかな? はーっ。」
俺は、フォイアーウッドを斬りまくった。
「ウワーッ。」
「斬幻衝。ヴェーアレシェンブレイク。」
「ギャーッ。」
「完全消火。」
フォイアーウッドは、爆発して消え去った。
チャプタ―11
そこへ、アヴルフがやって来た。
「私は、アヴルフ。やるわね、消防士さん。着火。」
アヴルフは、フォイアーウッドを蘇生し、巨大化させた。
「グオーッ。」
チャプタ―12
そこへ、ワニのでかい何かが、やって来た。
「ここは、任せろ。早く行け。」
「誰だ、お前は?」
「ヴェーアクロコディリアだ。」
「話などするな。炎幻衝。」
ヴェーアクロコディリアには、全く通じなかった。
「いくぜ。ヴェーアヴァサー。」
ヴェーアクロコディリアは、口から無属性の水を吐き出した。
「ギャーッ。」
フォイアーウッドは、爆発して消え去った。
「やるわね、乾。またね。」
アヴルフは、消えるように去って行った。
チャプタ―13
「本当に変身してしまった。」
「一生、戦い続けるのだな。」
ヴェーアクロコディリアは、空の彼方へ飛び去った。
「受け入れられるかーーーい。」
だが、無駄なあがきであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます