第24話:バクテリオンとの対決
チャプタ―1
ここは、院長室である。
「バクテリオン、どうするの?」
「仕方ない。俺が行く。」
「行くって。空をどうやって倒すの?」
「気合でな。クククッ。」
チャプタ―2
私は、手術室で手術をしていた。
もちろん、幻衝術を使ってだけどな。
「これで、無事成功と。」
「空。もう、満床になっちゃったけど?」
「拒否したら、まずいし、空。どうする?」
「何とかなる。やるぞーっ。」
チャプタ―3
ここは、江東区である。
バクテリオンとメディカリィーは、ウィルサーに街を破壊させていた。
「キエーッ。」
「ウワーッ。キャーッ。」
「クククッ。次は、世田谷区だ。」
「もっと派手にやらない?」
「それもそうだな。ああ。空の奴は、まだ来ないな。」
「私達に恐れをなしたみたいね。」
バクテリオンとメディカリィーは、大声で笑った。
チャプタ―4
私は、ヒールサンダーで、街を走っていた。
そして、豊島区へ辿り着いた。
「かつ丼とブラックコーヒーに限るぜ。」
「空。バクテリオンとメディカリィーは、浄化しろ。」
「どういう意味だ?」
「あの二人は、操られているだけだ。」
「理解った。倒すなって事だな。」
そこへ、バクテリオンとメディカリィーと十体ものウィルサーがやって来た。
「空。お前には、消えてもらうぞ。」
「苦しませてあげる。」
「キエーッ。」
「そいつは、どうかな? いくぜ。メディカルチェンジ。」
私は、烈風医師 空に変身した。
「破壊を治療する神秘の医師。烈風医師 空。オペ開始。」
チャプタ―5
その頃、鈴と気は、フェレスの後を追っていた。
場所は、横浜市である。
「あの人物がフェレスね。何をしているのかな?」
「あの粉は、キエーレ剤? 誰か来る。」
その人物は、首領と呼ばれている人物である。
チャプタ―6
「フェレス。いや、クリティカルフ。良くやって来てくれた。」
「首領。少々、やっかいな事がありまして。」
「ほほう。空の事か。まあ、待て。しばらく、何とかしておけ。」
「仰せのままに。」
フェレスは、消えるように去って行った。
チャプタ―7
バクテリオンとメディカリィーは、私に幻衝光線を放ちまくった。
「はーっ。」
「ウワーッ。」
「クククッ。弱いな。このままくたばるか?」
「それとも、私達と手を組まない?」
「どっちも御免だな。ペインモード。」
私は、ペインモードになった。
「アドレナリン。解幻衝。」
私は、拳や蹴りで、次々とウィルサー達を倒していった。
「キエーッ。」
チャプタ―8
「喰らえ。バクテブレス。」
バクテリオンは、口からブレスを吐き出したが、私は、一瞬でかわした。
「クリニッククロー。はーっ。」
私は、物凄い速さで、次々と斬りまくった。
「ウワーッ。何て奴だ?」
「斬幻衝。メディカルペサイディゲン。」
私は、バクテリオンを一刀両断した。
「ギャーッ。な、何故、このバクテリオンが貴様より劣るのだーっ?」
「クリニックバズーカ。」
私は、クリニックバズーカを構えた。
「聖幻衝。メディカルゲーベン。」
私は、バクテリオンを浄化した。
「ゲヒューレン。」
バクテリオンは、ステゴサウルスだった。
「オペ終了。」
すると、バクテリオンの幻覚が出現した。
「グオーッ。」
「召幻衝。カイザーノア。」
私は、召喚したカイザーノアに飛び乗った。
「カイザーモード。」
私は、カイザーノアを人型に変形させた。
「アンビュカイザー。」
チャプタ―9
「バクテブレス。はーっ。」
バクテリオンの幻覚は、口からブレスを吐き出した。
「ウワーッ。くっ。」
「二つの技を合体させるんだ。」
「その手があったか。」
「クククッ。これでおさらばだ。バクテリオンブラスト。」
バクテリオンの幻覚は、全身から幻衝力と気と魔力を同時に解放して放った。
「ウワーッ。でも、負けてたまるか。」
「空。一気に決めるぞ。」
チャプタ―10
「何だ、その気合は?」
バクテリオンの幻覚は、寒気を感じた。
「斬幻衝。アンビュクロスカリバー。」
アンビュカイザーは、アンビュフェンダーとアンビュファングでバクテリオンを
✕の字に斬り裂いた。
「ギャーッ。もう少し進化したかったぜ。」
バクテリオンの幻覚は、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、病院である。
「鈴と気は、何処に行ったんだ?」
私は、ノートパソコンを操作して、フェレスというファイルを開いた。
「フェレスドルイドの人物データ? 早く助けに行かないと。ちっ。」
私は、ヒールサンダーに乗って、街中へ向かって走って行った。
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