第4話:虹の章
チャプタ―1
俺は、屋上で、缶コーヒーを飲んでいた。
「さてと、巡回にでも行くとするか。」
そこへ、明一と美佐がやって来た。
「激。書類、手伝ってくれへん?」
「二人じゃ、終わりそうにないのよ。」
「仕方ない。協力するぜ。」
チャプタ―2
ここは、スカイツリーのてっぺんである。
そこには、照とてっそと山乳が居た。
「クククッ。アークフリートにアークトマホークだと。笑わせてくれる。」
「次こそは、御任せを。」
「技だけでも、無効に。」
「任せた。」
チャプタ―3
ここは、東池袋である。
そこには、てっそと山乳が居た。
「無効にするのか。」
「そうよ。あいつでね。」
「任せな。出でよ、幻衝怪「塗り壁」。」
てっそは、塗り壁を召喚した。
「この盾みたいな体で。」
チャプター4
俺は、アークトマホークに乗って、上池袋辺りを走っていた。
「ん、騒ぎ声が・・・。」
「この近くだな。」
「急いでくれ。」
「任せな。」
アークトマホークは、加速した。
チャプタ―5
ここは、池袋である。
そこには、てっそと山乳と塗り壁が居た。
「この刃の餌食にしてやる。」
「エネルギーを頂だい。」
「圧し潰したる。」
「ウワーッ。キャーッ。」
そこへ、俺は、辿り着いた。
「創造神覚醒。」
俺は、アーク刑事 激に変身した。
チャプタ―6
「そこまでだ。」
「な、何者だ?」
「破壊を斬り裂く創造の剣。幻衝怪退治課。アーク刑事 激。お前達を逮捕する。」
「俺は、てっそ。」
「私は、山乳。」
「俺は、塗り壁。」
「テン十体も一緒とは。まっ、何とかしてみせるさ。」
チャプタ―7
「ピューッ。」
「シュート。」
俺は、テン達を一掃した。
「キエーッ。」
チャプター8
「壁幻衝。」
塗り壁は、幻衝力の結界を張った。
「これは?」
「こいつは、結界さ。」
「こちらから、行くわよ。」
「はーっ。」
てっそは、幻衝力の刃を放った。
山乳は、幻衝力で俺のエネルギーを吸収した。
「ウワーッ。くっ。このままじゃ、負ける。何とかしないと。」
チャプタ―8
その時、俺の足元に虹の章という名の本が出現した。
「この本を使えって事か。存分に使わねえとな。」
俺は、飛び上がった。
「幻衝辞典。虹の章。」
俺が、そう唱えると、敵全体を幻衝力で、吹き飛ばした。
「ヌオワーッ。」
てっそと山乳は、消えるように去って行った。
「ま、待ってくれ。あーっ。」
「斬幻衝。アークヒールブレイク。」
俺は、塗り壁を一刀両断した。
「ギャーッ。」
塗り壁は、爆発して消え去った。
「任務完了。」
チャプタ―9
そこへ、レイドがやって来た。
「巨幻衝。」
レイドは、塗り壁を蘇生し巨大化させた。
「グオーッ。」
「召幻衝。アークテリオン。」
俺は、アークテリオンを人型に変形させた。
「アークフリート。」
チャプター10
「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」
アークフリートと塗り壁は、互いに攻撃しまくった。
「潰幻衝。ウォールダイブ。」
塗り壁は、全身に幻衝力を付加して、圧し掛かった。
「ウワーッ。くっ。」
「何て、重さだ?」
「へへへーん。硬くて重いもんねーっ。」
「だったら、軟らかくするまでだ。軟幻衝。」
俺は、幻衝力で、塗り壁を軟らかくした。
「その手があったな。」
「あ、あれーっ?」
「拳幻衝。アークヒールドライブ。」
アークフリートは、塗り壁に拳を決めた。
「ギャーッ。」
塗り壁は、爆発して消え去った。
チャプタ―11
ここは、署である。
「俺の心は、レンガ並みさ。」
「何か不安定な気がする。」
「どういう壁よ?」
「言ったとおりさ。」
「説明になっとらんがな。」
「あの、意味不明なんだけど?」
「気にするな。」
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