第42話
はー、平日のハードさよ。
定時退勤のつもりが退勤前に電話鳴るわ、急に変更がー!とかね、もうなんなんやっていう。
しかも途中で低気圧にやられて頭痛は酷いし、薬飲まなきゃやってられんわー!で飲んだのに効きが悪いとかもうホントにね、もう…ため息よ。
なのでアレコレやりたいことある!と意気込んでたのに半分も出来てない。
ポーション作りを手伝うだけで終わった。
そして今日は?金曜日。
本日も定時退勤できずですよ。
なんでや!!
流石に1週間お疲れ様すぎるな!?て事で、本日はログインせずに、唐揚げとビールを堪能しようと思います。はい。
スーパーで材料購入。
鶏ももとキャベツ!味はラーメンスープでしょうゆ味チョイス。
片栗粉はある気がするから買わなくていいや。
油もまだある。
で、ビールはどうしよっかな〜。
せっかくだから飲み比べよっかな〜。
ちなみにツインズには
本日は唐揚げとビールですが参加しますか?YES or はい
と、メッセージ送っておいたよ。
NOは受け付けない。
どうせなら揚げたてをアチアチしながらかじってほふほふしながらビール流し込んでうまい!!てしたいじゃない。
さー、帰って準備しよ〜。
帰宅早々手洗いうがいからのビールを冷蔵庫にIN!!
鶏ももカットしてラーメンスープに漬け込む。
生姜足しておこうね。うん。
その間に千キャベツつくろーおー。
『ただいま』
「おかえり〜」
おや、今日はお店の試作品のお土産まである。
最高だな。
さ、油をいい感じにあっためて…。
最近コレ買ったんだよね、網。揚げ油のハネを防止しつつ密封しないからカラッと揚げられる素敵なやつ。
これがあると油はねましになって、コンロ周りの大掃除が楽になるのでは?という期待。
はい、片栗粉まぶしたお肉。いってらっしゃい。
ジュワワワワワ
っていう音。いい音。
揚げたてを、魚焼きグリルのところで油切って、千キャベツの上にドーンとのせて。
『いただきます!』
ガブッとしてはふはふっぐびーっ!!
「しあわせ!!」
『うまい!』
っはー!缶ビール片手にまだまだ揚げてる第2陣を確認しつつ1週間お疲れの自分をいたわる。
いやほんとになーんかバタバタ落ち着かない1週間だったわ。
ツインズはなんだかんだとログインしてレベル上げをしていたらしい。
あとはついに挑戦をしようか、となったのが、お菓子作りでどこまで再現できるのか、というところらしく。
「お菓子作れそうな目処がついたの?」
「そういう訳じゃないんだけど」
「果物あるから何かはできるかな、っていう」
とりあえずブドウがあったから、小粒のものがあればレーズンも出来るかもしれない。
そうなると酵母が作れたら、パンも焼けるかも?と。
ただお菓子作りに専念はせず、バランスを見ながら冒険とお菓子を挑戦していくということで今は考えているんだって。
ジャムとか作れそうだしね。
ヨーグルトあるしね。
もりもり唐揚げ食べて、千キャベツもしっかりと。
テレビだったかなんだったか…確か揚げ物には千キャベツを一緒に食べる方が胃の負担が減るとかなんとかっていうのを見た記憶。
第2陣も揚げ終わったので油の処理をしつつ、どうしてもDWの話になる。
まぁ特にツインズが見聞きした情報を教えてもらう形なんだけども。
明日出発となっていた、魔物討伐の内容も概ねわかってきた、とのこと。
魔物は定番らしいゴブリン。小鬼的なもの。
その程度ならなんの問題もなかったが、どうやら普通のゴブリンとは違う種類が混ざっていて、知能を持っているのではないか?という話になっていると。
要するに、指示を出すゴブリンがいて、連携して来るから油断はするなよー。ってことだね、と簡単に説明してくれた。
助かるわ…。
「流石にプレイヤーがみんな参加したらあっという間じゃないの?」
「それは大丈夫」
参加者はイベントフィールドに飛ばされるらしく、そこで人数は分散される決まりなんだとか。
だから離れたくなければパーティを組んでおくべし、とのことで、明日のログイン後すぐにパーティをツインズと組むことに。
そもそも参加するのか?という話だけど、ギルドで参加すると伝えたら時間になれば強制転移。
せっかくだから参加してみよっか、という結論。
なにもパーティだけで倒す訳でもないから、出来ることしておけばいいよね〜という感じ。
役立てるかは分かりません!!
一応ポーションはローブに大量に仕込んでるしなぁ…。
なんとかなるかな!
正直ほかのプレイヤーと関わることが少ないから、どんな人たちがいるのか改めて知る機会にもなりそう。
なので、明日は朝からログイン確定。
今日はお酒飲んだからログインせずに、ゆったりまったり。
たまにはね、こんな日も必要なんですよ。
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