今は何使って書いてるのさ?
使い慣れていたエディターで酷い目にあったのは先述の通り。
ではその後はどんな対処をしたのか。
まず執筆に使うソフトウェアは、少々風変わりかもしれないが、プログラミングコードが基本的使用法のサクラエディタを使っている。
怪我で脱落する前の修行時代にそこそこ慣れ親しんでいたので、今使っているPCにもインストールしてあったのだ。ちなみにまたしても保証期間切れの奴である。ただし、これはオープンソースのアプリなので有志たちの間で細々とOS郡のアップデート等に対応して使い続けられているのだ。
何か特別便利な機能があるかといえば、無い。コーディングする分には優秀だが小説を書くのに使えば「メモ帳」とほぼ差がないだろう。
単純な話。
新しい道具を見繕うのも面倒なのである。
しかし古いからといって悪いとはならない。
元々がソウトウェアエンジニアリング用だけあって、先述の悲劇のような、変な仕様によるデータの損壊等の安全設計(フォールセイフティ)については厳格だ。
「ファイルの二重展開からの強制終了時に承認なし上書きで作業壊滅」みたいなことは極めて起きづらい。普通に使ってさえいればね。
つまりまあ、これが改善の一手目、ということだ。
サボっているわけではない。
小説用として使用した際の利点を蛇足するなら、フラグ管理がしやすいだろうか。
フラグは小説や脚本では「伏線」を意味しているが、情報工学の専門用語としては「条件」と呼ばれる。
「ここで9999以上の値が入力されたら警告を通知する」みたいな状態の分岐の条件とかをフラグと言い、ソフトウェア実装における要諦である。まあ、専門用語の解説はどうでもいい。要は「フラグを管理する機能」を持っているのだ。
これは実は小説でも非常に役立つ。
「ここら辺、後から伏線とか解説とか書き足さんといかんな」という部分、その行に「フラグ」を付けられるのである。それがなんのフラグなのかも添付できるし、後方のどこへ掛かる代物なのかも、すぐ分かるいつでも使える。
この機能を正しく使えば十万行の本文だろうが二千個の伏線だろうが、ただ厄介なだけで全く立ち向かえてしまう。いわんや、せいぜい2万文字の短編なんぞだ。
まあ、今のところ私はまともに使ったことはないが。
そんな長文を書ききるほどの腕がまだ鍛えられていないものでして。
という訳で、別におすすめするのではなく、ただそんな風なやり方もあるよというお話でありました。
なにかのお役に立てば幸いです。
追伸:本来の用途と異なる使用法は、「想定していない異常(フォールアウト)」の大体の原因です。ご注意の程を。
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