第33話 自習室、始めました その5

木曜日、友樹君が欠席?で、助っ人として生徒会役員卒業生のJDが現れた?

なんと、綾乃の前の生徒会長様!

綾乃の後の現生徒会長も女子なので、この高校は女性上位なのかな?


参加者は、順調?に増えて今日は9人。

二日目からは、反省会?の意見を取り入れてお弁当形式に変更。汁物と、今日はサラダ替わりの野菜スティックを用意。

確かに、参加者が増えると勉強会も含めて負担が大きい。


助っ人JDは、涼子さん。

ボランティア経験豊富で、子供食堂の運営にも詳しく反省会で色々な意見を聞けた。


食堂の場所と運営資金の心配が無いのは羨ましい

食事メニューは、もう少し質素でも良いのでは?

参加者は口コミで集まっているようだが、対象者のターゲットは明確か?

勉強会を絡めたのは良いアイデアでは?

等々。


涼子さんは発言の最後に、


「ところで結実さん、友樹君とは巧妙うまく行ってるの?」

と爆弾発言が!


「なっ!あゎっぅ?ナンノコトデスカ〜ッ!?」


「皆んな気がついてたわよ〜?で、どうなの?」


「友樹、アイツは鈍いからな〜?多分、あなたの好意に気が付いてないわよ?」


僕でも気が付いたのにね?


真っ赤になった、結実さん。


結果、明日、さり気なく二人がデート出来るようにセッティングする作戦会議が、それを固辞する結実さんをよそに、始まったのだった!


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