思いがけない「再会」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~一日後~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

弥生ver

いくら漱石の望んでいたことだったとしても、弾かなければよかった。すごく後悔している。

窓の外。空は私の心のように雨がどしゃ降り。あ~あ。

「弥生!帰ってきたぞ!」

ああ、ついに私も幻聴が・・・・・・・・・・。

えっ!

目の前に漱石が。いや、違う。あの子だ。そう。名前は確か__________

「お帰り。_________寿々(すず)。」

わたしは涙を流しながらそう言った。

「ただいま」

漱石が笑顔で言う。

漱石、いや、寿々によると、あの世へ行って、頼んできたらしい。

「目的は達成してしまったけれど、まだあっちに居たい」と。

そしたら、なんと、「ぜんぜんOK!」と言われて帰ってきたらしい。

ずい分とノリが軽い魔王だな・・・・・・・・・・。と思いつつ、寿々と再会できたことをうれしく思う。

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