【詩集】「きみとなら強くなれる」といったあなたへ
あけぼの
短歌集 月夜の日記
「きみとなら強くなれる」と言ったあなたに、
弱さを見せる場所をあげたい。
好きなところ たくさん並べてくれるより
「愛してるよ」の一言が聞きたい
彼氏じゃない たったひとりの好きな人
かなしく切なく うれしく愛しい
いつになれば 枕ではなくあなたを抱いて
あなたに抱かれて 眠れるのだろう
あなたとの”いま”が思い出になるように
この先にずっと続くように
喪失感 あなたがいない毎日を
あなた以外で埋めたくはない
未来には ふたりの希望が見えていて
過去には痛みと 切なさ伴う
あなたとの思い出すべて空にしても
もう会わないと誓えない夜
水無月の冷たく湿った夜の風
あの頃のふたり いまもいるかな
あのころは 世界でいちばん遠いキミ
今は隣で眠る恋人
「またあした」たった5文字がうれしくて
スマホを握ってにやつく深夜
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます