漆への応援コメント
文章は素晴らしく上手だし、とても高校生とは思えないレベルに達しているとは感じるのですが。その反面、ちょっとシナリオや設定が一人善がりで読者への説明が不親切のように感じられました。
・子どもが突然、海底の水晶宮から居なくなったことを主人公が不自然だと感じていない(ただの人間には出来ようはずもない。主人公の立場を案じた誰かが秘密裏に処分したと考える方が普通)子どもが、ある程度の術は使える、仙界に通じた人間であることをあらかじめ説明しておく必要があります。
・天帝が龍王を討伐するように命じた。その理由がちょっと私では読み取れませんでした。いつ命じたのか? 龍王の息子を殺したのは、命令があったからという事で良いのでしょうか?
誰もが封神演義を読んでいる前提で話を作るのは、あまり良いことではないと思います。私もよく似たような事をやらかしますけれど。今後の参考までに、心へ留めておいて下され。
作者からの返信
一矢射的様
コメントありがとうございます!
たしかに、原作を知っていることを前提にストーリーを作ると、どこか破綻しているというか、ひとつのストーリーとしてまとまらないところが出てくるなと感じていました。
本作はコンテスト用に執筆したもので、文字数が収まらないため大きく削った箇所もあります。
今後は規定文字数に収まるようにうまく調整をしつつ、読者様にも気を配るようにしていきたいと思います。
貴重なご意見をありがとうございました。
敖霜枝への応援コメント
「文字数1万字以上2万字以下の短編小説」から拝読させていただきました。
とても美しく儚い貴作との思わぬ邂逅は私にとって魅力的な中華神話への扉となりました。
また神話をなぞらえた物語は単に美しいだけに留まらず抗えぬ時代のうねりに身を置く小さな魂の葛藤を炙り出しておられ、啓示にも似た戒めの言霊に触れる思いで読み進めさせていただきました。
私も日本史から着想を得て短編を綴る身でありますが、先人の紡いだ神話や歴史の大海にいざなう貴作のような美しい物語が世に溢れることを願って止みません。
この度は企画へのご参加に心より御礼申し上げます。どうぞ益々のご活躍を心より祈念申し上げております。
作者からの返信
崎谷 和泉様
お読みいただき、素敵なレビューコメントもくださりありがとうございます!
物語を通して中国神話を知ってもらうために執筆活動をしているので、そう言っていただけて嬉しい限りです。
太古の賢人たちが残した神話から生まれる物語には、どれも我々に強く訴えかけるような美しさがありますよね。
私の物語からもそのような強かさを感じていただけたのなら、作者冥利に尽きます。
これを機に中国の文化や神話に興味を持っていただければ幸いです。
カクヨムでこのような作品はまだまだ少ないですが、これからも書き続けていこうと思います。
こちらこそ、素敵な企画をありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げます。
編集済
敖霜枝への応援コメント
失礼します。
かみ砕いているおかげで、読みやすく書かれています。西遊記と封神演義を選択したのはよかったと思います。哪吒は西遊記、封神演義どちらにも登場しますし、なじみがある作品だと思います。
今回のカクヨム甲子園では、応募総数の一割余りをを読んだ中では、中華ファンタジーは本作ぐらいだったと思います。昨年も一作あった記憶があります。東洋ファンタジーなら応募作が若干増えますが、少ないのが現状です。
他の人が書かないジャンルの作品は武器になります。
カクヨムにも中華ファンタジー作品を書かれている方がそれなりにいるようです。が、中国の玄幻小説(東洋風のファンタジー小説)とした作品は稀だと思います。
なので、強みを生かした作品をこれからも書かれていくのがいいと考えます。
ブロマンスだけでなく、男女の恋愛要素を描いた作品にも挑んでみてください。
出版業界では恋愛小説は売れないとささやかれていますけれど、カクヨム甲子園の受賞作を見ると、恋愛要素を扱った作品が選ばれている傾向があります。
一度検討されてみるのもいいのでは、と考えます。
がんばってください。
作者からの返信
snowdrop様
コメントありがとうございます!
そして遅ればせながら、私の作品を読んで感想を書いてくださりありがとうございました。
作品を投稿したばかりで精神的に不安定だったため、snowdrop様の感想にはかなり救われました。
私の伝えたかった意図をすべて汲み取っていただいて感動したのを覚えています。
他にもいくつか候補があったのですが、『西遊記』と『封神演義』は日本でも馴染みのある作品なので採用しました。
おそらく他の参加者も中華ファンタジーは書かないだろう……と思って本作を書き始めたのですが、今思えばその読みは正しかったです。
小説を書き始めたきっかけが、中国の玄幻小説を広めようと思ったことだったので、今後もこの作風は変えないと思います。
しかし今年の受賞作を見る限り、どうやら恋愛ものが多いようですね。
来年はそれも踏まえて、恋愛ものにチャレンジしてみようと思います。
もしよろしければ、来年もぜひいらしてください!
肆への応援コメント
对不起
菊花应该是中国中原地带的原生花卉。楼兰古国应该没有栽种菊花的记载。
公元八世纪左右菊花传入日本,17世纪大航海时期菊花传入欧洲。
在中国秦汉时期菊花是以蔬菜形式食用的。晋朝中后期开始对菊花进行培育,唐宋时菊花才成为主要的观赏花卉。
而菊花的药用最早出现在《神农本草经》中,《神农本草经》成书于汉代。菊花在《神农本草经》中位列上品二十位,又称“节华”。
能位于《神农本草经》上品的药材,一般来说都是极其便宜,可救万民水火的良药。也就是说菊花在当时中国中原地区遍地都是!
申し訳ありません
菊は中国の中原地帯の原生花であるべきだ。楼蘭古国には菊を植える記録がないはずだ。
西暦8世紀ごろに菊が日本に伝わり、17世紀の大航海期に欧州に伝わった。
中国の秦漢時代に菊は野菜の形で食べられていた。晋王朝中後期から菊の育成が始まり、唐宋時代に菊が主な観賞花となった。
菊の薬用は最初に『神農本草経』に登場し、『神農本草経』は漢代に書かれた。菊花は『神農本草経』の中で20位にランクされ、「節華」とも呼ばれている。
『神農本草経』の上等品に位置する薬材は、一般的には極めて安価で、万民の水火を救う良薬である。つまり菊は当時の中国中原地区には至る所にあった!
作者からの返信
日本語で失礼します。
やはり菊の花は庶民からは薬として使われていたのですね。
詳しく菊の歴史を教えていただきありがとうございます。
もっと勉強しないと……。
弐への応援コメント
很有意思的设定。
对于中国人来说这种天庭和龙宫的设定是新奇的。
不过,说起来东海龙宫的设定(水晶宫)太寒酸了。
按照中国的神话系统来讲,东海龙宫(水晶宫)是三界之中最豪华的宫殿。也是物质类宝物最繁多的宫殿。
哈哈,也许是文化的差异,这是我听到的第一个没有爱情掺杂其中,龙救人的故事。
興味深い設定です。
中国人にとってこの天庭と竜宮の設定は珍しい。
ただ、そもそも東海竜宮の設定(水晶宮)が貧相すぎる。
中国の神話システムによれば、東海竜宮(水晶宮)は三界の中で最も豪華な宮殿だ。物質類の宝物が最も多い宮殿でもある。
ははは、文化の違いかもしれませんが、これは私が聞いた最初の愛のドーピングがない、竜が人を救う物語です。
作者からの返信
谢谢您的阅读!
敖霜枝への応援コメント
中華なお話はあまり読んだことがないのですが、このお話は読みやすくてとても面白かったです。
敖丙と哪吒の関係がいいですね。最初は我儘を言う哪吒に困り果てていた敖丙でしたが、二度目の再会で仲良くなって、このまま行くのかなと思っていましたら、まさかの展開! それでも消えることのなかったお互いの絆に、じんわりと感動を覚えました。
最後は希望のあるラストで、とても良い読後感でした。
作者からの返信
宮草はつか様
コメントありがとうございます!! 素敵なレビューまで……感激です。
読みやすいと言っていただいて安心しました。
人と人ならざる者の絆の描き方になかなか苦戦した作品ではありましたが、紆余曲折を経て結果的にふたりの物語を幸せに終わらせることができ、作者としても満足の作品です笑笑
これを機に中国の文化や神話に興味を持っていただければ幸いです。
カクヨムでこのような作品はまだまだ少ないですが、これからも書き続けていこうと思います。
また機会があれば是非お立ち寄りくださいませ。
編集済
敖霜枝への応援コメント
はじめまして。
中華なお話好きなので、すごく面白かったです。
そもそも中華好きになったきっかけが子供のころ出会った『西遊記』であり、『封神演義』も読んでいたので、哪吒のことはうっすら知っていました。
ですから、敖丙が生きててくれて、すごく嬉しかったです。
素敵なお話をありがとうございました。
作者からの返信
一視信乃様
はじめまして。コメントありがとうございます!!
中華好きな方に読んでいただけて嬉しい限りです。
『西遊記』と『封神演義』を読まれたことがあるのですね……!
本来の哪吒と敖丙を知っておられる読者様に出会えて感激です。
カクヨムでこのような作品はまだまだ少ないですが、これからも書き続けていこうと思います。
また機会があれば是非お立ち寄りください。
敖霜枝への応援コメント
この度は当企画へのご参加ありがとうございます。
まずは、えー!! 終わっちゃうの?!
という感想です(*^^*)
異世界転生や令嬢ものが多い、昨今のネット投稿…。
紙媒体で育った私には、御作品は素晴らしいの一言です♡
むしろ、連作か…第一章にしてつづきを読みたい作品です。
流行りものは、それはそれで良いのですが、このような骨太作品は是非ともたくさんの人に手にとって頂きたい物ですね。
是非、続きを期待しつつ(*^^*)
長編にて、是非カクヨムコンなどへの参戦も♪
続きを投稿される時は、是非拝読したくご一報下さいませ♡
作者からの返信
高峠美那様
コメントありがとうございます!! 素敵なレビューまで……感激です!!
素晴らしいと言っていただき安心しました。
カクヨムではあまりこのような作品は見かけないのですが、楽しんでいただけたようで良かったです。
これを機に中国の文化や神話に興味を持っていただければ幸いです。
コンテストの参加のため2万文字で収めなければいけなかったのですが、本当はもう少し書きたかったです笑笑
本作はおそらくこれで完結ということになると思いますが、また新作を投稿した時にぜひお立ち寄りくださいませ。
敖霜枝への応援コメント
はじめまして。小庭と申します。
最後は、もっと読みたいな、という気持ちで読了させていただきました。
端正な文章が美しく、神と人間の壮大な世界観にぴったりと合っているのもすごいなと思いました。
人物がちょっと謎めいたまま幕引きなのも、余韻が残っていいものですね。
哪吒くんという不思議な少年のことをもっと知りたいと思い、敖丙くん(様でしょうか)も、一人で生きてきた間、どんな事があったのだろうと気になりました。
本当に、素敵なお話を書いてくださり、ありがとうございました!
次回作、続編でも新作でも、敖霜枝先生のお話、待っておりますっ^^
失礼したしました。
作者からの返信
小庭加暖様
はじめまして。コメントありがとうございます!!
端正な文章と言っていただき、嬉しい限りです。
カクヨムではあまり見ないタイプのジャンルなので、楽しんでいただけるかどうか不安でしたがホッとしました。
実はこの作品、封神演義や西遊記に残る『哪吒闹海』という小さなお話から着想を得たので、作品内で語られなかった詳細はそちらで読めたりもします笑笑
哪吒はなぜ生きていたのか、彼のその後は、など。
敖丙はそちらでは死んだ扱いになっているので、主に哪吒の英雄譚になります。
小庭様の曹操様のお話も、新しく知ることばかりでいつもわくわくしながら読んでおります!
これからも、ちょくちょく顔を出しに行きますね。
また機会があればぜひお立ち寄りください。
敖霜枝への応援コメント
ふとお邪魔して少しだけ読むつもりだったんですが、気づいたら夢中で最後まで読んでしまって、ラストのあれで次の話を読もうとして、
あーーーーっ!となりました
(うっかり読み終えてから戻って応援ボタン押しに行ったもので、一気押し失礼します)
切なくて美しい文章がとてもお話に合っていて、
最後にほんのり希望が残る感じも堪りません。
上手く言い表せませんが、心にぐっときました。
二人がこの後幸せであって欲しいなと思わずにはいられません。
作者からの返信
銀夕篇様
コメントありがとうございます!!
最後まで読んでくださり感激です!
切なくて美しいとのお言葉、光栄です。これからもさらに精進して参ります!
これを機に中国の文化や神話に興味を持っていただければ幸いです。
また機会があればぜひお立ち寄りください。
敖霜枝への応援コメント
余計な説明の極力省かれた簡潔な文章がなんとも物静かで、美しく感じました。
その中で敖丙と哪吒との友情にも惹かれましたが、時代と世界を掌握する主が神々から人々へと移り変わっていくという激動的な描写部分も世の無常性が垣間見えるようで魅了されます。
神と人は、なかなか相容れないところがありますね……。
それでも敖丙と哪吒の関係は、そこに希望の光を差せるようにも見えました。
ラストはもう感動一択ですね✨
神と人との物語のthe中国モチーフはあまり見ないので新鮮で楽しませていただきました!
作者からの返信
虎の威を借る正覚坊様
コメントありがとうございます!! 素敵なレビューと星まで……感激です!
コンテスト用にどうしても2万字に収める必要があったので、言葉足らずなところもあったかもしれませんが……美しく感じられたと言っていただきホッとしました。
カクヨムで本格的な中国神話ファンタジーはあまり見かけないので、自分で道を切り拓いていこうかなと笑
これを機に中国の文化や神話に興味を持っていただければ幸いです。
人と人ならざる者の複雑な関係こそがこの物語の鍵だったのかな、と思います。
なかなか描写に迷ったところでもあるので笑
虎の威を借る正覚坊様の仏教をモチーフにした作品もめちゃ気になっているので、テスト期間が終わって時間ができたら真っ先に読みにいきます!
また機会があればぜひお立ち寄りください。
敖霜枝への応援コメント
最近の私が求めてやまない要素が、全部あったー!!!!
感激です。
なんなら、まだあまり詳しくない要素もあって、すっごい勉強になりました☆
漆で哪吒の態度がガラリと変わるところとか、めっちゃ好みです°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
思ってたのと違う哪吒の姿に悲しく思いつつも「おお!」って感嘆しました!
ラストも良かったです。
もういないと思った人との再会……最高に大好きなシチュエーションです!!!!
>訂正したほうがいいだろうか――。
訂正に一票を投じたい!!!!(笑)
面白かったでーすヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪
作者からの返信
ばびぶ様
わーっ!!
コメントありがとうございます!!素敵なレビューまで!!
楽しんでいただけたようで何よりです!
万人受けしないような内容かなあ、と自分でも思いながら書いていたので笑
カクヨムにこの世界観をわかり合える仲間がいて安心しました。
ここだけの話ですが、コンテスト用にやむを得ず字数を少なくしているだけで、本当はもっと書きたかった……っ!
次作は字数制限にとらわれずにのびのびと書きたいです。
また機会があれば、ぜひ仙侠小説について語り合いたいです笑
そちらにもちょこちょこお邪魔させていただきますね。
捌への応援コメント
ここまで読んでようやく天帝(最高神ではない)が命令を下した理由も推測できるようにないました。しかし、既にクライマックスは過ぎているわけで。天帝がどんな人間か事前に説明があれば分かり易かったのではないかと感じました。
作者からの返信
一矢射的様
たしかに仰る通りです。
登場人物の人柄や行動の説明が欠けているのは致命的でした。
今後は投稿する前に何度も確認して、読者様に負担のないような物語を目指していこうと思います。
貴重なご意見をありがとうございました。