第13話
こないだ、計った時に買った新品のブラジャーとショーツを着けようかね^^
付け方、知ってる?
一応はネットで調べた。
ほぉ~~、エライじゃん。
こうして、腕を通してこれをかたの上に乗せてカップを胸に当てて後ろのホックを留めるんだよな。
これでいいんですか?
おっ!初めてにしちゃうまいけど。 まだまだね。ちょっと触るけど我慢してね。
カップの中に手を入れ横と下から脂肪をかき集めてきてカップの中に収めた。
そして、ストラップの長さを調節して、ハイ出来上がり。
うぅw
なんで、こんなに大きいんだよw
今までは、そのままにしてたからよ。
簡単に言うと、プッチンプリンみたいなものよ。あの形に入っているのがブラジャーを着けている状態で、今まではお皿の上にプッチンされた状態だったの。
それが君の正しいバストの位置よ。覚えておきなさい。
で、今はおちんちんどうなっている?
全く、反応無いよ。
そうか、じゃショーツも穿こうか。
穿いたら、このブラウスを着てスカートとジャケットを着てみようか^^
鬼!悪魔!ロクデナシ。
嬉しいわ、その誉め言葉。
お前みたいな玉無しのニューハーフに言われても何とも思わないし。
ニューハーフじゃない!
ああ、ごめんごめん。
最近のニューハーフって、そんな短小包茎早漏っていないわよね^^
ダメよ!スカートの位置はそこじゃない!
そこは男の子の腰の位置でしょ。
女の子のウエストはおへその上の一番細いところなのよ、だからここで留めるのよ。
リボンタイをして、診察室に戻ると井上さんと久保さんがあら^^似合うじゃないと言ってスカートを捲り上げるとそこには白地にイチゴ柄がプリントされていた。
白方敏夫がスカートを押さえようとすると、君がやっていたことはこれと同じくらい女性を辱しめる行為だ。
白方の父親がママに、これがこいつの本当の胸の大きさなんですか?
そうですよ、女性がするようなパッドの誤魔化すような事はしてませんよ。
そうですか。
先生、確認なんですが敏夫が男性として生きるより性別変更でしたか?その方が生きやすいんですよね?
多分、その方が生きやすいじゃないですか?
男性だと言い張っても、その胸を見れば同級生の男の子は触ったりそういうことを強制すると思いますし。女性として生きていくにも当分の間は女子に差別されるでしょうが女の子は割り切りが早いのですぐにでも仲良くなれるでしょう。
20歳になり、造膣すれば男性との肉体関係も出来ますし。
それに、大勢の中にポッと放り込まれるよりこの島で同級生知り合いの中で女性という生き物の考えを学ぶ方が私はいいと思いますね。
いまだに女性という、生き物は判らないですからね^^
セカンドオピニオンをお願いしてもいいですか?
結構ですよ^^
白方敏夫が、なんだそのセカンドオピニオンって?
私以外の、専門の先生が君の身体を診察することだよ。そして性同一性障害って診断書を出すことだね。
イヤだ!断る!
先生以外に裸を見せるのは、何があっても断る!
そうは言っても、敏夫君そうなると学校ではオカマって分類されるぞ。
じゃ、先生の知り合いの先生なら、どうだ?
絶対にだぞ!
いいけど、これからは性同一性障害なんだから男言葉は辞めて女の子が喋る言葉使いにしような^^
それにその立ちかたも禁止だな^^
知り合いの先生に連絡を取ってみますので、少しお待ちくださいね。
お願いします。
パパが電話をして、内容を伝えるといいよ^^ 明日に出も来てくれればそんな診断書位いくらでも書くぞ^^
いや、そう簡単に書くんじゃなくて本人に造膣をしてそういう生き方しか道が無いって自分から性転換手術を受けさせてくださいって言わせるようにして欲しいんだ。
お前の娘がらみだろ?
知ってるのか?
うちの患者、看護師の間でもカワ(・∀・)イイ!!って評判だぞ^^ 県内の人だということは判っているみたいだが誰かはばれてはいないけどな。
じゃぁ、明日の15時に時間外窓口に尋ねてきてくれ。話は通しておく。
頼む。
そのカワ(・∀・)イイ!!、娘さんのお酌でいいぞ。
断る!
瞬殺かw
明日、頼むな。
白方さん、明日の予約が取れましたので本土の県立病院の時間外窓口でお名前を仰ってください。
それと、学校のほうですが一応3日間の自宅安静の診断書を出しておきましょう。
翌日の朝一番で白方一家は、本土に渡ったらしい。時間を潰して病院を訪れて高畑先生にアポイントがありましてお話は伺っています。白方さんですね。
はい。
では、この図の2Fの18番診察室にどうぞ^^
ノックをすると、中からどうぞ。
簡単に挨拶をして、敏夫さん診察をしてみましょう。こちらへどうぞ。
恥ずかしいと思いますが、全裸になってくれるかな。それと今は色々と医療勝訴があるので録画をさせてもらうけど、敏夫さんが私の患者さんでなくなった時には全てお渡しします。いいかな?
他所には絶対に漏れないんですよね?
当然!君がここに来ていることも吉村先生以外知らないし。
判りました。
触るけど、いいかな?
背中のホックを外されて、乳房と乳首を触診されて。
もう少し、膨らむかもしれませんね^^
陰茎も触りますね。
されにゴム手を、もう1枚重ねて陰茎と睾丸のあったところを散々触られた。
敏夫君は、こうしていても勃起する気配が無いけどその点はどうですか?
無理矢理、頭の中で考えて立たせることだけに集中しないと勃起はしません。
そうですか。
吉村先生から聞いたお話では、このままでは強姦もしかねないから睾丸を摘出すればそういうことにならないだろうと思い睾丸を摘出したと聞いていますが事実ですか?
違う!
盗撮して、妹でオナニーのおかずにしてたのは事実だけど数回補導をされて次は実刑だと言われてたんだけど、あの兄妹を見ると押さえられない欲望が
それで、本土まで付けて行ったんだ。
ストーカー行為だな。
しょうがないだろ!あんなに可愛いんだから。
それで、今までに何回も補導されていた婦警に見つかって隠れてないで出て来なさいよと言われて一緒に写真を撮っているうちにいつの間には島の診療所のベッドに括られて、知らないうちに同意書を書いていたみたいで取られたんだよ。
警察と医者に、騙されて取られたんだよ!
では、敏夫君は自分の意思で睾丸を摘出したとは認めないんだね。
察とあの糞医者に嵌められたんだよ。
そうか、そうか。ちょっと興奮しているみたいだし安定剤を注射しようね^^
腕を出して、チクッとするけど。
白方敏夫は興奮しているままなので、全裸のままだった。
ベッドに横になって、待っててくださいね。
診察室に戻り、両親にさっきの録画を見せて高畑先生が敏夫さんですが女性ホルモンの効果か判りませんが、少し妄想癖が出ているみたいですね。
少し、入院をして検査してみませんか?
それとですねぇ~。
父親が、言ってください。 だいぶ覚悟は出来る様になってきましたので。
では、敏夫さんに催眠療法をお勧めします。
まず、睾丸摘出は自分の意思で行った。
警察、医師は関係無い。
今後、自分が幸せに暮らして行くなら、性転換手術を受けて男性を受け入れることが幸せへの近道ということです。
母親が、すみません。席を外させてください。
先生がお部屋を用意、しますね。
すぐに看護師さんが、車いすを押してどうぞ^^
母親が病室に。
先生、あの子はもう子供は出来ないんですよね?
全ての医療技術を使えばお子さんは作れる可能性はあります。
あるんですか!
勘違いなさらないでくださいね。DNA同士と技術的にくっ付けるということです。しかし技術は確立されていないので100%正常なお子さんが生まれることは現在の医療技術ではありえません。
と、言うことは敏夫は性転換手術をしたほうがいいのですか?
このままでも、いいんですけど先程診察したのですが息子さんの陰茎ですが、
あっ!おちんちんですね。勃起しても7cmしか無いのでご自身でオナニー処理もままならないと思われます。今は女性ホルモンの効用でその欲望は収まっていると思われますが身体も薬になれますから、そういうこともしたくなると思いますが7cmでは出来ないんじゃないかなと?
そうなると、精神的にやられて鬱とか場合によっては自死になる場合もありえます。
このままでも、死ぬまで女性ホルモンは投与しなければいけませんし男性でも無く女性でも無く、オカマニューハーフと呼ばれる半端ものになるより20歳になったらすぐに性転換手術を受けて戸籍も女性に変更されてのびのびと生きられた方が・・
先生は、性転換手術を勧められると?
いえ、私は1例を申し上げただけですよ。但し、あの妄想が酷くならなければよいかと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・判りました。息子の催眠療法をお願いします
妻は目覚めたら、息子の世話をしてくれとお伝え出来ますか?
私は手続きのために島に帰りたいと思いますが。
入院同意書に、治療方針同意書、医療勝訴しないとか10枚以上の同意書が取られた。
白方敏夫はピンクの入院着を着せられて、車いすに乗せられて女性室の4人部屋にそのまま入院することになった。
看護師さんが同室の女性に説明をしている。この人、戸籍上は男だけど睾丸が無いので無害です。それにあれが7cmしか無いので使い物にならないので安心してくださいね。それに胸もAカップはあるのでよろしくね^^
患者に1人が真理ちゃん、この人ニューハーフになりたいの?
真理ちゃんじゃなくて、星野さんでしょ^^
タメでしょ。
詳しくは知らないけど、妄想癖があるらしいよ。
妄想癖?
なんかねぇ、警察と医者に騙されて睾丸摘出されたとか言ってるみたいだよ^^
なに、それ?
だから、自分から性転換手術を受けたいと思うように治療するんだって。
女の子になれるの?
無理!無理!
女性もどき、バッタもん、パチもん、偽物よ。見た目だけの改造人間よ。
白方敏夫は安定剤に含まされていた睡眠導入剤で眠っていて、そのような会話は全く知らない。
1時間ほどして、白方敏夫の母親が病室に訪れて挨拶としている。
看護師さんから渡された、入院のしおりに従って地下の売店で必要な物を集めている。
日用雑貨品にパジャマなんだけどどっちがいいのかしら? 男性物女性物、同室の女性は皆さん可愛い柄の着ていらしたし、そうだよね女性物よね。あらこれ可愛いじゃないの。後で近くのモールにでも買いにいこうかしら^^
下着も3組か。
これを病室に置いて、買い物に行こう! 気分も紛れるし^^
病室に戻ると敏夫はまだ眠っていた。メモを残して同室の患者さんに買い物に行ってきますと伝えておいた。
ショッピングモールでパジャマを2組、白地にピンクのハート柄とピンク地に淡いブルーの動物イラストの買って。下着も娘に買い与えるような白地とかその様なカワ(・∀・)イイ!!系を5組も買ってしまった。娘が出来るとこういうことが出来るんだ^^
母親はもう息子のことは忘れよう、娘が出来たんだからこれから楽しみましょ^^
完全に開き直って、息子はいなかったことになった。
母親の手には持ちきれないほどの、荷物がもたれていた。
その頃、病室では敏夫が目を覚ました。起き上がり周りを見回すと3人のパジャマを着た同年代と年上の女性が人差し指を唇に当て。
まず、テーブルの上のメモ用紙を読んでね。
それで、ここは病室だから君は入院患者さんね^^
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