第01話 音に親しむ


EPISODE:01 音に親しむ

音楽と密接な人生を歩んで来ました。

幼少期(=4才)からピアノに親しみ、

小学校三年生からはコルネットと呼ばれる金管楽器のマウスピースに

バジングを押し当てる日々。バジングは特殊な唇の形状です。


小学校時代はブラスバンドで、中学からは吹奏楽部。

バストロンボーンと言う縁の下の力持ちのような楽器を選択して、

朝夕の練習では飽き足らず、昼休みも楽器を構える日があったりもしました。

これも、種類で分類すると金管楽器に当たります。

金属をスライドさせることで音程が変わる、アレですね。


鍵盤楽器も、金管楽器もそこまでの精度ではありませんでしたが、

将来は音楽に携わりながら生きて行く未来を、

この頃は微塵も疑っていませんでした。

高校時代は帰宅部でしたが、自宅にあるドラムセットを活用して、

二つのバンドを掛け持ち。

それぞれのバンドの特色を肌で、四肢で感じました。

目指す究極は、オリジナル楽曲の製作でしたが、

持ち得る全ての音楽知識を総動員しても、

高校在学中に完成させることは叶いませんでした。

自転車通学中にも録音専用のラジカセをカゴに積んでいましたが、

琴線に触れるような美しいメロディーは録音されていませんでした。


1999年辺り、ジャパニーズインディーズと言う派生が

強い力を持ち出して、当時、高校生だった僕たちは、

その音楽性の虜になり、自然と英語で歌詞を書くことが当たり前になりました。

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