『ELDEN RING 黄金樹への道』って作品が面白い!

!~よたみてい書

このマンガがすごい or2

今回紹介するこちらの作品、原作があります。

タイトルに組み込まれている通り、

『ELDEN RING』という作品が元になっています。




まず最初に、原作のシリアスで重厚な3分ほどのオープニングムービーを数ページにきっちりまとめています。


つまり簡潔かんケツにですが、本当の意味で簡潔かんケツにではなく、できる限り元の映像と近いクオリティになっているので、映像美――じゃなくて画力美に圧倒されることは間違いありません。


何よりも素晴らしい点は、原作のカメラの角度と違う所から映し出しています。完全な模倣もほうじゃないんです。


また、原作やらオープニングやら、再現や比較どうこうの話を抜きにして、まったく知らない人が読める、手に取ることができる設計になっているので、ちゃんと独立している作品として成立しています。


なので、本作品を知らない方は、まずは、↓こちらをコピーペーストして1話を5ページほどめくってください。


『  https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF09203323010000_68/  』


『  ELDEN RING 黄金樹への道  』






で、です。


1話を読み終えた人は気づいている、共感できる状態だと思います。


本作品、世界観と登場人物の認識がブレずにしっかり固定されているのです。


決して読者、つまり、作中の世界、リムグレイブと異なる常識、認識を作中に持ち込んでいません。(分かりやすくする為にか、ごく一部例外あり)


ギャグ漫画なのですが、作中以外の要素に頼って笑わせようとしていなく、原作と似ている思想で職人のように徹底しているのです。


こうして書くと、硬いイメージが付きそうですが、それが全くなく、ちゃんと地球の現実を生きている人間に合わせた笑いを的確に打ち込んできますので、もう素晴らしいとしか言いようがありません。

二つの意味で笑いが止まりません。




なので、こんな面白くて素晴らしい作品、私は今後も期待していますし、是非皆さんにも体験してもらいたいですし、同じように続きを期待する同士になって欲しい、あって欲しいです!




最後にちょっとだけ個人的な事を書いていきたいと思います。




【原作ネタバレ有り】




作中の褪夫主人公は今、『竜に焼かれた廃墟』に近い、あるいは通りかかる可能性が非常に高いです。


ですので、地下にある宝箱を開けて欲しい!


褪夫あせおはリアクションがすごくいいので、是非あのルートを通っている(他人の)お話が読みたいっ……!


出発地点から一番近く、予備知識なしで一回目で遭遇する確率が高い場所に設置されていて、敵が強く、帰れない。

しかも、敵も不気味。


さらに、所持しているルーンが多ければ失う恐怖が追加され、序盤攻略中のプレイヤーにとってはその少ないルーンはダイヤモンドのようなもの。


慎重派であれば、試行錯誤しているうちにおルーンが増えていき、ますます失ってはいけない状況に追い込まれ、悪循環に。


あのトラウマ的な状況を、褪夫あせおだったらどうなるのかが知りたい!




【ネタバレ終わり】




それと、があるのに、宣伝力が足りていない事です。反比例しています。


マリカとの旅を終えた1200万以上のプレイヤーに届けなければいけないのに、私、私たち、彼ら彼女らに伝達する手段がとてもとぼしい。




ちなみに、私は『取り返しのつく一回限りの刺激』の前にわざわざ『親切無自覚の妨害』に警告メッセージを書き込む人が嫌いです。


つまり、メディアの宣伝の仕方にも不満があります。


宣伝的な意味や時代性は理解できますが、それでもやはり、『ELDEN RING 黄金樹への道』と『飛田ニキイチ』さんの魅力みりきを潰すのは良くない。


私なら、もっと世間が同調圧力的にざわざわする感じで宣伝戦略をとります。




え、「次の話が早く読みたい」?


次回更新予定日は9月19日になっています。


つまり、

【その資格はない】


※9月6日時点

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