異世界にて

kamui

異世界召喚編

第1話 異世界へ ここから始まる異世界生活

朝起きて着替えて顔を洗って朝ご飯を食べて、気づいたら遅刻ギリギリの電車が発車する時間になってドタバタと走りながら駅に滑り込み、電車の中で居眠りをしながら大学の最寄り駅近くで目覚め、また大学まで走っていき開講時間ギリギリで入室して授業を聞いてその日受ける授業をすべて受け終わったらサークルに顔を出して終わったら帰って夜ご飯を食べて風呂に入って自室でゆっくりするというルーティーンをこなしていく

自分はどこにでもいるような目立つこともないさえない大学2年生をやっているカイ

特に何か趣味もなくリアルで誰かと毎日つるむこともないがネットの世界では23時に決まって見に行くネット配信があった。そのネット配信は運営が用意した装飾品や服などを自由に飾り付けて制作したVtuberが使ってるようなスキンを画面に映しながら雑談配信やゲーム実況出来るアプリでヴェルカというネット名の人がやる雑談配信でそこではほとんどSNSでかなりの交流がある面々が配信内でだべっているようなところだった。

いつもガリアとい人とコラボという形で通話しながら配信をしている。

ヴェルカは宇宙人系配信者と名乗っている中小の配信者(なんで宇宙人系なのかはつけた本人ですらよくわかっていないらしい)で白髪の目が青色で少し丸く見える顔つきで服は白いワイシャツに濃い紺色のズボンをはいていて死神が持っていそうな鎌を持っているスキンであり、日中は絵を描く仕事をしていてネットで自身がやっている雑談配信やゲームではド天然でやらかしまくるボケに特化した女性であり、

コラボをしているガリアは金髪に狐耳の姿に赤を基調として背中のあたりに黄色や緑など様々な色で描かれた模様や蝶の着物の妖狐のような見た目をしたスキンの低温ボイスの女性アニメや遊園地のアトラクションなどのストーリーなどの制作など裏方で仕事をしていて、たまにヴェルカの配信でヴェルカがボケに暴進するときに毒舌家と化す低温ボイスが特徴の女性である。


今日も眠る前のひと時にその中の配信を見るために今日も配信アプリを開き、その配信を見ていた。

今日の配信でも私が配信に入った時にはヴェルカの天然のボケに突っ込みまくっていた。そこに、エレーナとジャン、リーシアがコメントでその状況を盛り上げながらその中にカイも混ざって楽しんでいるというのがいつもの感じで今日もそんな感じで配信の時間が流れていった。

エレーナはヴェルカの配信の古参勢でヴェルカの熱狂的ファンであり

ジャンは火に油を注ぐタイプでリーシアは悪ふざけをするタイプの奴らだ。

ヴェルカが、「さて、今日もそんなわけでそろそろお時間が来たので終わります。お疲れさまでした~。寝る人は早く寝るんやで~。」と言うと、エレーナが「おつかれ~」。ジャンも「おつー」。などという感じでコメント欄が流れ配信が締めくくられていく。

ヴェルカが配信を終わらそうとしたその時、配信を見ていたスマホからまぶしい光が超新星爆発のように飛び出してきた。


光が収まり気付くとカイの部屋ではない場所にいることが分かった。あたりを見渡すとそこは高い白いドームのように丸い屋根に古代ギリシャ時代の建物みたいな白い柱が無数に円状の壁に沿って立っていてその建物の中心のところの白い円状の壇があり壇に上るための白い階段がつけられており、壇の上にカイがいるという感じだった。

「誰だお前ら!?」と右横から女性が突然叫んだのが聞こえた。

カイはその声で耳がキーンとなってしまい耳を押さえる。

鼓膜敗れるかと思った…耳バルスなんか食らわせるなよ耳が死ぬ… と思いながら一瞬止まった思考を動かし始めてふとどこかで聞いたことがある声だなとカイは感じた。

カイの横には6人ほどの男女が一列に並んでいてカイはその一番左にいた。

右隣から順番に身長が165cm程ある少しふくよかで青い目に長髪の白髪姿で白いワンピースを着ていてさっきドえらく叫んでた女の人、

身長が170cm程あり茶色い目で長髪の金髪にきつね色の縦に長い2等辺三角形のような形に中に白いふわふわのボンテンのような白いもふもふなものがある耳があり白を基調とした着物を着ている女の人、

身長が175cm程あるやせ型で黒い目にショートヘアの黒髪に黒い服服を着ていてこの状況に少し興奮している男の人、

身長が155cm程あるふくよかなで黒い目に黒髪のポニーテールで黄色を基調とした服を着ていて周りをきょろきょろ見ながらパニックに陥っている女の人、

身長が180cm程あるやせ型で青い目に白い服でショートヘアの白い髪をしたこの状況下でも落ち着いてる男の人、

身長が160cm程あるやせ型で金髪のショートで目は赤色で青色の制服を着ていてはしゃいでいる女の人が並んでいた。

そこに一人のキリスト教のカトリックの神官が着ているような白い服に十字架が書いてある服装をした老人が階段を上って私がいるところへ歩いてきた。

「よく召喚に応じてくださいました。神に祝福されし方々よ」と神官が語り掛けてきた。

一番右にいた女の人が「ここはどこなんですか?」と尋ねた。

「ここはイシス王国。今この国を含めた人類存亡の危機に瀕しておりまして。古文書を調査していると、ある古文書にあなた方異世界人を召喚し、危機に対して立ち向かっていただくことによって危機を乗り越えられるとあり、その古文書に記述されている聖なる儀式にて、神アリアの力を借りて召喚させていただいた次第でございます。」とその神官は答えた。


今日、白い壇上で異世界転生して勇者としてこの世界のために戦って欲しいと言われたこの瞬間からカイ達の異世界生活が始まったのだった…。

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