the long and straight road
だいじょうぶだいじょうぶ、だいじょうぶだからまだ歩こう。
水のにおいがするけれど、だいじょぶだからまだ行こう。
まっすぐ開けたこの道はきっと草が生えるけど、それでもまだまだ先のこと。
雲がひかりを覆っても、そんなの雨が降るだけよ。
疲れてきたなら湿った土と白い花、緑の中で一杯お茶でも飲みましょう。
だからまだまだ歩けるね。
新しいワンピース、麦藁帽子も似合ってる。
鏡で見たから間違いない。
道は終わりが見えないけれど、終わりについたらきっとあなたが待っていて、私は誉められるのが楽しみだ。
からだの真ん中から光みたいなものが暖かくじわじわ湧いてくるのが分かって、思わず顔がにんまりした。
だいじょうぶ、だいじょうぶ。
私はまだまだ、歩けそう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます