悪夢

「ねぇ、安定。」

「なぁに?」

「俺今日すっごい怖い夢見た。」

「そんなの知ってるよ。昨日主が起きてた時にすごい泣きついてたでしょ。」

「見てたの?」

「寝たふりしてた。で、どんな夢だった?」

「俺が遊んだことを伝えたら、主がもう私はいらないんだねって言って俺の手で自分の首を締めさせる夢。」

「なんかのみすぎじゃない?」

「だと思う。俺はそんなところ絶対行かないし、約束した主に、嘘はつきたくないからそんなことはしない。」

「主も言ってたでしょ。話せば現実にはならないって」

「そうだといいけど、俺、主を〇すようなことしたくないよ……。」

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